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ピアノ教室コンセール・イグレック♪


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迎春2019!

投稿日:2019-01-13

皆さま、明けましておめでとうございます。

名古屋地方は、暖かな日差しに恵まれた元旦を迎えることができました。

いかがお過ごしでしょうか。

 

昨年中、1月に右中指を骨折した私は6月までリハビリの日々が続き、いろんなことがあった一年でした。そんな中、専科の生徒たちはコンペやステップに頑張ってく素晴らしい成果を出してくれましたし、ピアノコースの生徒も学校の合唱伴奏を手がけ、素敵な音楽を聴かせてくれました。

私も秋のブログに書いたように、9月の渡欧で頭を切り換えて12月の「X’masコンサート」ではほぼ半年の練習ブランクを乗り換え、充実した演奏を披露することが出来ました。これはほんとうに自分の努力だけではない、周囲の方々のお励ましとお力添えにたくさんの感謝の念を感じつつ、これからのよき経験になりました。一年のいい締めくくりができ、こころからほっとしています。

 

これまで幾度となく演奏に足を運んでいただいているお客さまから「怪我を心配したけど、以前よりよくなってたよ。」「何だか一回り成長されたわ!」「おとなになりましたね。」「これからもたくさん聴かせてください。」などたくさんのお言葉をかけて頂き、また日頃はにかみ屋さんの小学生生徒が「感動しました。」と声をかけてくれたことも、こころに沁みました。コンサート後レッスンにのぞむ真剣さが変わった高学年〜おとなの生徒さんがたくさんいますし、小学生生徒たちも私が弾き示す時、手、腕の動きを注視するようになりました。日ごろのレッスンももちろん大切ですが、1回のコンサートで伝える力にはいつも私自身がびっくりします。今回のように、皆さまのこころに通じた何かを私自身も感じることのできる演奏ができたような時は尚更ですね。

 

 

さて、お屠蘇気分が覚めきらない5日には、掛川へ第1回ショパン国際ピリオド楽器コンクール第2位入賞者の川口成彦さんのピアノフォルテリサイタルを聴きに出かけることが出来ました。ワルシャワのコンクール、ガラコンサート、ショパン生家コンサートで聴いて以来の川口さんの演奏曲目は、ショパンとスペイン音楽。グラナドスでもヴァリアント入る、最後のショパンプログラムではプレリュードの曲の品々をアインガングのように挟みこんで繋ぐ、・・・こうしたモダンピアノ畑の人間?には気持ちい〜い冒険の数々あり。何と言ってもフレーズの始まりのすべてが美しく、自然発生的に始まっては消えてゆく音の構築へのセンスは素晴らしいです。ショパンのボレロ、途中ファイナルのコンチェルトを彷彿させるパッセージがあり、楽しかったです。モダンピアノの演奏録音などとは全く違う趣き。素晴らしい研究心を垣間見た思い。アンコールのショパンのワルツ第9番、エチュード=エオリアンハープは、忘れられないほどの美しさ、音の儚さでした。素敵な演奏と音色に、すっかりこころ和みました。

 

この一年も素晴らしい音楽とともに皆さまとよき時間を過ごし、成長して参りたいと思います。

どうぞ本年も、よろしくお付きあいくださいませ。

    


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