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高木piano教室


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連弾レクチャー&コンサート

投稿日:2019-02-18

先週、日本ピアノギャラリー東京店で開催されたレクチャーコンサートを聴講してきました。

 

レクチャーと演奏をしてくださったのは

現在ピアノデュオでご活躍中の伊賀あゆみさん&山口雅敏さんご夫妻。

 

素敵な演奏を交えながら、連弾の初期の作品〜現代の作品紹介

レッスンでの指導ポイント、教則本としての連弾作品の紹介

連弾を演奏するうえでのアドバイなど、貴重な楽譜も資料に掲載されていたので

とても解りやすく、レッスンでもすぐ活用出来る具体的な内容から

今回初めて知る内容も多く、連弾作品の奥深さを改めて確認できる時間となりました。

 

最古の連弾作品は1600年代に書かれたの事。

現在のピアノとは違い50鍵・5オクターブのヴァージナル用に書かれた作品です。

その後ハイドン、モーツァルトの連弾作品では既に手の交差がが含まれています。驚きでした。

連弾はドイツで発祥しその後フランスで花開いたとの事。

初期の作品は2人で演奏を楽しむ為の要素が濃かったのですが、

音域も拡大し、超絶技巧、複雑なハーモニーの楽曲が増えていったそうです。

2000年に入ってからは視覚的に面白い作品も増えたとの説明と共に

演奏者が2人羽織状態で演奏するなどなどアクロバティックな動きのある楽曲を実際に演奏してくださり

非常に楽しいものでした!

 最後のミニコンサートでは発売中のCDにも収録されている楽曲も演奏してくださいました。

それはそれは素晴らしい超絶技巧の曲から美しい音色の曲、2人の息がぴったりの演奏でした。

 

連弾演奏はお互いの音を聞きながら音楽を作ります。

耳も育ち、音楽性も育つ良いアンサンブルの機会となります。

私と生徒さん、また生徒さん同士、または兄弟、親子で楽しくピアノを弾く時間にもなります。

今後も連弾の機会をレッスンに積極的に取り入れていこう思いました。

 

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