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井上ピアノ教室


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『1%の力』を読んで

投稿日:2015-11-10

街路樹も色づき、秋もすっかり深まってきました。秋の夜長、皆さまいかがお過ごしでしょうか?

 

14年前に『がんばらない』を世に出した鎌田實先生が書かれた『1%の力』という本を読みました。

 

書店でこの単行本を見かけたとき、なぜか本に呼ばれたような気がして足が動かなくなってしまいました。「1%は誰かのために」本の帯にはそう書かれていたのです。

 

若い頃は、子育てや仕事の忙しさにかまけて、まわりを見つめる余裕など全くありませんでした。と言えば聞こえはいいですが、心のどこかに、自分一人が動いたってどうせ社会はすぐに変わらない、とあきらめのような気持ちがあったのかもしれません。

 

でも、人生の折り返し点を過ぎた頃から「社会を担う世代になったというのに、このままでいいのだろうか?」という問いが頭をもたげてきたのです。

 

子育てが一段落して、時間にも縛られず、体力もあり余っている私達50代の女性こそ、誰かのために最も動くことのできる世代なのではないでしょうか。

 

奉仕とか貢献と思うと体にロックがかかったように動けなくなってしまうのですが、この本を読んでいると、不思議なことにちょっと肩の力がぬけて「1%なら」自分にもできるかな、という気持ちになってきます。「1%だけ」誰かのために心や体を動かしてみたくなります。

 

一生を終えて

のちに残るものは

われわれが集めたものではなくて

われわれが与えたものである

 

というジェラールシャンドリの言葉がときどき心の中で響きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

意欲を引き出すには?

投稿日:2015-11-08

10月31日と11月6日の「お母さんのほっこりカフェ」には、お忙しいところお集まりくださりありがとうございました。子育て談義で盛り上がり、夜の部の方はお開きになったのが23時をまわってしまいました。お子さまを家でみていてくださったお父さまのご協力に感謝しています。

 

今回のほっこりカフェでは、「ピアノの練習に、親はどのように関わったらいいでしょうか」という声が寄せられました。これは日頃、お母さま方からご相談を受けることの多いテーマの一つでもあります。

 

お母さまの中にはピアノを全く習ったことがない方もいらっしゃいます。「だんだん難しくなってくると家でみてやることができないのです」という声もよく耳にします。どうぞ心配なさらないでください。リズムや音の間違いを直したり、指の形を注意したりすることは、本来、教師がやらなければならないことです。

 

心がけていただきたいのは、お子さまの良いところを見つけ出すことです。結果ではなく、がんばったプロセスをほめることができるのは、いつもそばで見ているお母さまだけです。「自分からすすんでピアノにすわれたね」「今日はできないところを、何回もおさらいしたんだね」など、どんな些細なことでもよいのです。注意されるよりも「がんばってるね」と言われる方が、誰でもうれしいと思います。

 

ほめられれば、もうちょっとやってみようかな、という前向きな気持ちになります。ピアノに向かう回数が増える→弾けるようになる→おもしろくなる→もっと練習してみたくなる、という良いサイクルを作ることができるようになります。

 

上手くなるよりもまず、好きになることが先なのではないでしょうか。

 

生徒さんたちが「音楽っていいな」という気持ちを深めつつ、楽しくピアノのおけいこを続けていくことができますように…

 

 

 

 

 

ほっこりカフェに参加してくださったお母さまから寄せられた感想は、イベント欄に掲載させていただきました。

 

 

 

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