レッスン楽器


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今村惇子ピアノ教室


ブログ

山川健一さん

投稿日:2011-08-23

作家でミュージシャンでもある山川健一さんが、毎晩

ツイートしていらっしゃる。

最初はいろいろな原発に関する講演会に足を運んで

知識を得ていたのだが、その後OTTOが面識のある群馬大学の

早川教授のブログ、ツイートを見るようになった。

辛口で辛辣だが、学者として信頼できる方だ。

ハッピーさんやサニーさんという原発で作業に従事している方の

ツイートは、多分一番原発に近い人という認識で見ている。

(工作員では?という指摘が最近は多い。)サニーさんはそうだと

面倒くさそうに言っている。どうだろう・・・?

さて山川さんのツイートは、私たちの気持ちを適切な美しい言葉で

代弁してくださっていると思う。

「美しい日本」は、美しかった日本と過去形になってしまった。

山川健一さんの思いに共鳴しています。

 

アレクサンドル・タンスマン

投稿日:2011-08-18

「アレクサンドル・タンスマンを讃えて」

チェロ:村井将 ソプラノ:小泉恵子 ピアノ:花岡千春

東京文化会館でタンスマンを集めたコンサートを聴いた。

タンスマンは1897年、ポーランドのウッチという町に生まれた。

1920年にパリに出てきてから、ラヴェルなどの作品に触れた

ようであるが、その後フランスの香り豊かな音楽に作風が変化していく。

タンスマンは、誇り高く潔癖な人間性だったらしく、人を陥れたり

自らの保身のみをもとめることなど一切無縁の人物であった。

その音楽の描写力は本当に素晴らしく、子供のための作品でも

美しいメロディーと魅力溢れる和声により、芸術性の高い作品と

なっている。

「8つの日本の歌」は不思議な感覚。小倉百人一首に旋律をつけたもので、

日本の旋法は取り入れておらず、タンスマンの東洋への憧れと不可思議さに

彩られている。その後タンスマンは1933年に日本の土を踏んでいる。

本日のお目当てのピアノ曲は、子どもたちのレッスンに使っているので

馴染みあるものばかりだったが、流石に花岡先生のピアノは美しく優しい。

 

以下、阪井 恵氏の解説より〜「子どものための音楽作品」

「技術があってこその音楽」という考え方は、レッスンの世界では根強いと思う。

しかし随分な時間とエネルギーを割いて技術を習わしているのに、本当に

やりたい音楽・歌いたい歌がわからない、ということもある。

音楽を生涯かけがえのない友とする素地を養うために、子供たちには、

拙い技術でも表現する醍醐味を味わうことができ、音楽への尽きない意欲を

誘発する曲を数多く経験してほしいと思う。

 

タンスマン、キャサリン・ロリン、キャロリン・ミラーなどを現在子どもたちの

レッスンに使用しているが、旋律が美しく音楽構造や和声も

同時に学べる優れた曲ばかりで気に入っています。

 

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