レッスン楽器


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今村惇子ピアノ教室


ブログ

BACH BACH !

投稿日:2017-08-12

8/8 カワイのパウゼにおいて

バッハの講座T、Uを聴きました。

T ノダイラ・アナライズ

野平一郎先生 平均律クラヴィア曲集より

野平先生の分析の講座の面白さは、ただ分析するに

あらず、バッハの思いをくみ取った作曲家ならではの

言葉であったと思います。

「私が申し上げることがバッハの音楽の真実というわけでは

ありません。300年以上前のことなのだから・・・」とおっしゃるが、

野平先生は全人類の中で音楽の父であるバッハを深く理解している

最たる方々のうちのおひとりであると確信しました。

バッハの音楽に寄せる思いがそこかしこに感じられ、

実にあたたかな心豊かになる講座でありました。

詳しくは、レッスンで・・・


U ポリフォニーの真相に迫る 弦楽活用講座

こちらは、ピアノ、室内楽のスペシャリスト

ジャン・ジャック・バレ先生による、弦楽トリオによる

バッハのシンフォニア 考察であった。

レッスンという形をとりながらであったので、とても

わかりやすく、興味深かった。

ピアノを弾いてくれたお子さんもとても上手で

反応がよく、素晴らしいレッスンの出来具合であった。

この企画は、3声のシンフォニアを、高低差や音質のちがいのある

弦楽器で演奏すると、それぞれの旋律が際立って理解が

深まるのではないかというものであった。

それは本当にそうだと思うし、また大変に美しいことでした。

しかし、バレ先生の講義は、ピアノでも、弦楽でもほぼ同じ内容で

バッハの音楽のあるべきスタイルを伝えたい。ということに集中

していたように思いました。

バッハの作品は演奏楽器を指定していないものがあり

いろいろな可能性が望めるので、このような企画は

もっともっと聴きたいと思いました。

バレ先生も「私の言うことが、唯一、真ではないことを

前提に・・」とおっしゃるのだが、

の洞察力の深さ、感性の鋭さは、驚くばかりで、いやいや

野平先生同様、バッハにいよいよ近づいておられるのだろうと

感じた次第です。


明日は、モスクワ音楽院のドレンスキー教授のレクチャー。

何をおっしゃるだろう・・今から興味津々でいます。

ロシアピアニズムにおける古典主義、浪漫主義、

自然主義などのお話がきけると嬉しいなぁ。

音楽における浪漫的態度について、ときどき思うことは

音楽だけではなく、自然や宇宙、絵画、建築、文学などに

浪漫的態度は必要不可欠であろうということ。

これからの人達、狭く言えば私たち日本人は、どうすれば

浪漫を求める素地ができるのだろうか・・・。

むむぅ〜むずかしい・・・



TSUTAYA惜しまれつつ閉店

投稿日:2017-08-06

ダウントンアビーのシーズン6が出たので

早速、借りてみました。

前半に比べると貴族社会の衰退と経済の困窮で

問題が多くなってきたが、人間関係はその反対に

いろいろ解決に向かい、ハッピーな展開となりました。

次女のしあわせが私としては、とっても嬉しく

本当によかったなぁ〜・・・しみじみ・・・


その後、BBCの秀逸ドラマを調べて最初だけを

いろいろ観てみた。今月でTSUTAYA閉店ですから。

でも、長いシーズンを通して観てみたいという

作品はなかなかありません。今までで良かったのは、

なんといっても シャーロック!!

カンバーバッジとマーティンのも面白いし、

ほかにもジェレミー・ブレットのも観た。

もっと古くは1950年代のロナルド・ハワードの

シャーロックもある。これは、観たかどうか・・?

あとロシア版というのは観てないなぁ〜。


カンバーバッジの新シーズンがもうすぐ

リリースされます。でもTSUTAYA閉店!してまう。

Amazonしかないですか・・・


さてもう一つ、最近観てよかったドラマは

リリー・ジェームズの「戦争と平和」です。

トルストイの「戦争と平和」を 全8話でドラマ展開

するには、原作が長すぎ重すぎなのだが、

戦闘シーンなど迫力があり、とてもよかったです。

原作では、名のつく役が、なんと200人以上

出てくるという。アレクセイかな?同じ名前の

登場人物も3人出てきたりして、かなりややこしい。

ロシアでは同じ名前を使うので、こうゆうことに

なりがちではある・・・それにしても大変です。


今夜は、1946年公開、ジャン・コクトー監督の

「美女と野獣」を観ようと思うのだ。

出演はジャン・マレー、ジョゼット・デイ

野獣のメイクは、コクトーが1936年に来日して

観た尾上菊五郎の「鏡獅子」からヒントを

得ているらしい。(wiki)


最近映画館で観たエマ・ワトソンとダン・スティーブンス

の美女と野獣も音楽が素敵でとても楽しめました。

エマ・ワトソンのすっきりとした歌声がとてもよかったし、

ダンはまあまあよかった。というのは、

歌が少し考えすぎの声であまり自然じゃなかったかなぁ。

ジャズ歌手の奥さんにも指導してもらったらしいのだが・・。

しかしガストンを演じたルーク・エヴァンズのほうが

王子様より、よっぽどかっこいいという意見が多いのは

納得がいかない!!まま・・人それぞれですけど(笑)






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