レッスン楽器


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井上ピアノ教室


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レッスン休講のお知らせ

投稿日:2020-02-29

新型コロナウィルスの感染拡大を防ぐため、政府が打ち出した突然の休校要請。この1、2週間が、急速に拡大するか、収束するかの瀬戸際とはいえ、共働きのご家庭はどんなに困っていらっしゃるかと思うと、居ても立ってもいられません。


突然、先生や友達と会えなくなり、戸惑っている子供もいるでしょう。急に一人で留守番しなければならなくなり、不安な子供もいるでしょう。図書館や博物館などもすべて休館になるそうです。茅ヶ崎市の学童保育が、13時開所というのも気になります。


ピアノ教室だけでもいつも通り開いていた方が、子供たちの見えない不安が少しでも和らぐのではないか。一日じゅう悩みましたが、お子さまの健康と安全を最優先するため、下記の期間、レッスンを休講させていただくことにしました。大変心苦しい選択ですが、ご理解くださいますようお願いいたします。


2月29日(土)から3月6日(金)まで


休講となりました回数は、レッスンが再開しましてから振り替えさせていただきますのでご了承ください。


早く事態が終息して、落ち着いた生活が戻ってくるといいですね。



受験生からの便り

投稿日:2017-11-22

11月だというのに冬のコートを羽織りたくなるような寒さが続いています。

 

高校受験のため、9月からお休みなさっているSさんから手紙をいただきました。

 

「入試まで残り90日となりました。時々勉強がつらくて、やりたくないなと思ったりします。そんな時にはピアノで『花の歌』や『赤とんぼの主題による変奏曲』などを弾きます。下手になっていてショックを受けますが、ピアノを弾いていると楽しくて疲れも吹き飛び、またがんばろう!という気持ちになれます。」

 

人生は晴れの日ばかりではないですね。冷たい雨が降りしきる日もあれば、土砂降りになる日もあります。

 

壁にぶつかって悩んだり、苦しんだり…そんな時、ピアノが、その方を支える柱の一つとなってくれたらと思います。

 

受験生にとっては、まだまだ試練の時が続きますね。でも、

 

 

努力するものには、すべての扉が開かれる

 

 

と信じています。


受験生の皆さんに、よき春がやってきますように…


 

本物のピアノと電子ピアノ

投稿日:2017-10-25

お引越しなさるのを機に、電子ピアノから本物のピアノに替えられた方がいらっしゃいました。

 

以前は頼りない音だったのですが、3ヶ月もたたないうちに指の形が格段によくなり、芯のある音が出せるようになりました。自分の音を注意深く聴くようになられたからでしょうか。音色もガラッと変わってきて、その変化には驚くばかりでした。

 

本物のピアノと電子ピアノは、全く別の楽器です。

 

木の箱に入ったピアノは、鍵盤とハンマーが連動して弦を叩き、弦の振動が響板を伝わって、独特の音色が生まれます。強い、弱いといった音量だけでなく、弾むような音、あたたかい音、やわらかい音、冷たい音…などタッチによって自由自在に音の色合いを変えることができます。

 

電子ピアノには弦がありません。鍵盤を押すと、スピーカーから電子音が鳴るしくみになっています。最近は、本物のピアノそっくりの重たい鍵盤も出てきたようですが、コンセントを差し込み、スイッチを入れると動く電化製品であることに変わりはありません。

 

本物のピアノにするか、電子ピアノにするか、よくご父兄の皆さまからご相談を受けます。本物の楽器を与えたいけれど、集合住宅で音を出せる時間帯が限られていたり、家に受験生がいたり、それぞれの事情で叶えられない場合もあることでしょう。

                                                                                         

ただ、本物のピアノは、弾き手のタッチによって音色が無限に変わり、豊かな表現をすることができるということ、そして何よりも、

 

心を映し出す鏡


だということを頭の片隅に留めておいていただけたらと思います。



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