レッスン楽器


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アマービレ音楽教室


イベント

  • 子供の発表演奏会
  • 2008年10月19日(日)

ホワイト・トーク・ハウス


発表会の会場は、ステージ付のホールと、ステージと客席が同じフロアになっている小ぶりの会場とが、交互になるように計画しています。昨年は、音楽文化ホールという大きなステージ付きの会場で発表会を行いましたが、今年は、安曇野市の喫茶店、ホワイト・トーク・ハウスで開催いたしました。


発表会のプログラムを考えるにあたって、一人ひとりのお子さんの個人演奏はもちろんなのですが、その他の企画も考えるようにしています。今回は、アットホームな雰囲気の会場での発表会ですので、この会場にふさわしいプログラムとして、『あいちゃんのおるすばん』を考えました。難易度が同じくらいの曲で構成されていて、今回はちょうどそのレベルにあった小学校2−3年のお子さんが揃っていましたので、計画しました。本当は7曲あるのですが、あまりなじみのない1曲は外しましたので、6曲とも、みなさんがよくご存じの曲で、楽しんでいただけたと思います。お一人はお母さんとの連弾、残りのお子さんは講師との連弾でした。個人演奏の練習と連弾の練習が重なった生徒さんは大変だったと思いますが、発表会に照準を合わせて、どのお子さんも上手に演奏することができました。


この『あいちゃんのおるすばん』では、それぞれの生徒さんに、曲に合わせた絵を描いていただきました。絵を描くのも大変だったと思いますが、とても上手な絵が揃いました。このように描いていただいた絵をそのまま見ていただくのは、今回のように小ぶりの会場でなければ難しいと思います。一生懸命描いていただいた絵を皆さんに見ていただきながら演奏ができて、とてもよかったと思います。


今年は、初めての発表会という生徒さんが例年より多く、正直、発表会直前まで心配した生徒さんもいらっしゃったのですが、その心配がうそのように、どのお子さんも素晴らしい演奏でした。講師からは、プレッシャーを与えてもいけないので、あまり色々言わないようにしているですが、発表会の日が近づいてくると、生徒さんみずから雰囲気を感じ取って、当日には、どのお子さんもしっかりした演奏で、お子さんの力の大きさを改めて感じました。


生徒の皆さん、そしてご父兄の皆さんによるベル演奏は毎年恒例となっています。今年も例年どおり曲の仕上がりが早く、お母さん方は発表会当日のリハーサルだけという方も多かったのですが、上手に演奏していただきました。


発表会では、客席のご父兄の皆さんも、演奏を聞いていただくだけではなく、演奏する生徒さんと融合する場を取り入れたいと考えています。ピアノが弾けるご父兄には、一緒にピアノを弾いていただくこともあります。今回も2人のお母さんに、お子さんとの連弾をお願いしました。来年は別のお母さんにお願いできればと思います。お子さんと一緒に作り上げる達成感を味わっていただきたいです。





  • 講師演奏 ピアノソナタ 第23番 ヘ短調 op. 57「熱情」第一楽章 (ベートーヴェン)


今年は、新しく『ベルの会』が発足しました。希望の生徒さん2人と講師の3人で、月2回練習しています。会が始まったばかりなので、発表会で演奏するかどうか悩みましたが、2人の生徒さんの様子を見ていると、一曲発表できるのではないかという感じがありましたので、『エーデルワイス』を演奏することにしました。単音のメロディーだけではなくて、ハモリも入れましたた。曲の練習を始めてから、3回だけのレッスンでしたが、2人とも頑張ってくれました。


生徒の皆さん全員でのベル演奏は、1人1〜2個のベルを持ちますが、今回は1人3個のベルを持っての演奏です。ベルの交換の仕方や、持ち替えの順序もがだんだんに把握できてきて、発表会当日にはしっかりと演奏できて、とてもよかったです。これからも楽しい曲を練習して披露できればと思います。大人の方のベルを楽しむ会も発足していますので、合流して、ベルだけの発表会も行うことができたら素晴らしいと思います。





前回までは、リハーサル時間が予定より長くなってしまって、本番ギリギリまでリハーサルを行っていましたが、今回は、初めてのお子さん、連弾、ベルに絞ってリハーサルを行い、全員のリハーサルは行いませんでした。初めての試みでしたが、時間にゆとりがあって、本番も余裕をもってスタートすることができました。リハーサルを行わなかった生徒さんが抵抗がなければ、今後もこのような形でのリハーサルにしていきたいと思います。


個人演奏では、リハーサルを行わなかった生徒さんも、初めて弾くピアノでも十分に自分の力を発揮できていて、リハーサルを行わなかったマイナス面はほとんどなかったのではないかと思います。ただ、今回は、ステージがない小ぶりの会場だったからということもあるかもしれません。来年はステージ付きの会場になると思いますので、会場にあわせて臨機応変に対応していきたいと思います。


今回は喫茶店が会場でしたので、演奏が終わってホッとしたところで、最後にご父兄の方と一緒にケーキをいただいてという企画にしました。なごやかな雰囲気で過ごしていただくことができて、よかったと思います。

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