レッスン楽器


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アマービレ音楽教室


イベント

  • 大人のピアノ教室 第6回発表演奏会
  • 2010年03月07日(日)

ホワイト・トーク・ハウス


前回の発表会はステージ付のホールが会場でしたので、今回はお客様と出演者との距離が短い会場で発表会を開催しました。発表会となると、生徒さんはどの会場であっても緊張されると思いますが、講師の目から見ると、やはり今回のような会場の方がリラックスして演奏されているという印象を受けました。


大きなホールでは『発表会』という感じがして、気持ちが引き締まるという良さがありますが、今回のような会場だと、お客様、出演者、講師の間の距離が短いので親近感があり、アットホームな雰囲気の発表会になったと思います。


それぞれの生徒さんが、この日に向けて一つの曲を仕上げていく過程では、やはり色々なことがあり、途中で挫折しそうになってしまったり、日にちが決まっているのでそこに照準を合わせられるかという不安があったりもしたと思いますが、それ以上に、発表会に向かって頑張っていこう、曲を仕上げていこうという気持ちが強く、生徒さんの向上心に、講師も元気付けられ、発表会を迎えることができました。


今回は、個人の発表の他、生徒さんのご家族にご出演いただきました。レッスンの中でのちょっとした会話の中で、ご家族が楽器を習っていらっしゃるという話が出たことから声をかけさせていただいたのですが、快く出演してくださるというお返事をいただき、お二人の生徒さんのご家族にご出演いただくことができました。お一人は篠笛の演奏、そしてもうお一人は、生徒さんのピアノの伴奏でチェロの演奏を披露していただきました。ピアノの発表会ですが、他の楽器や歌が入ることで雰囲気が和み、生徒さんもリラックスしていただけたのではないかと思います。これからも機会があれば、生徒さんやご家族に他の楽器も演奏していただけるとありがたいと思います。


『ベルの会』の発表もありました。今回は会のメンバーのうちのお二人が都合で参加できないということで、講師と生徒さん2人の3人での演奏となりました。3人で多くのベルを持ち帰るのは大変でしたが、2人の生徒さんがとても頑張ってくださいました。急に人数が少なくなったため、曲の変更も考えたのですが、頑張ってみようということで、3人で助け合って発表することができました。


ハンドベルは、ピアノ以上に集中力を要する楽器だと思います。メンバーがもっと増えると、一層演奏の幅が広がると思いますので、更に多くの生徒さんに参加していただければ嬉しいと思いますし、大歓迎します。





 


今回は、これから転勤で松本を離れる生徒さんがいらっしゃいました。また、1年前に転勤のため松本を離れた生徒さんが、今回の発表会のためにわざわざ遠くから足を運んでくださいました。住んでいる場所が離れても、音楽を楽しんでいく仲間として気持ちがつながっているいうのは、素晴らしいことだと思います。それぞれの地で、これからも音楽を楽しんでいただければとても嬉しく思います。


 


最後に、皆さんで『いのちの歌』を歌いました。最初は、伴奏してくださった生徒さんのピアノ独奏ということでスタートしたのですが、歌なので、ワンコーラスをピアノソロで弾いていただいて、そのあと皆さんで歌を歌ったらどうだろうかという提案をしたところ、快く承諾してくださいました。この歌の歌詞やメロディーも感動的で、この歌を知らなかった生徒さんからも、「感動した」という声が聞かれました。


 


大人のピアノ教室の発表会も6回目となり、生徒さんが一生懸命にピアノを演奏されるその姿に、改めて強く感動しました。毎回感動を覚えるのですが、今回は一層心にこみあげてくるものがありました。小ぶりなアットホームな会場で開催したその雰囲気も大きかったかと思います。


 


会を重ねてきた重みということもあるでしょう。練習の成果が存分に発揮できなかった場面もあったかもしれませんが、一番大切なのは、目標に向かっていく姿だと思います。一人ひとりの生徒さんが一生懸命練習してこの日を迎え、また発表会の場でも一生懸命演奏されているのを、間近で見て、今までにも増して強い感動を受けました。






講師演奏
マズルカ 第41番作品63-3、ノクターン 第16番 作品55-2(F.ショパン)





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