松本市音楽文化ホール小ホール　

今回の発表会は、下は4歳から上は高校3年生まで、幅広い年代の生徒さんが出演し、それぞれに日々積み上げてきた演奏の成果を存分に発揮できました。
始めて間もない生徒さんは、右手だけの演奏に私の伴奏を付け、歌を交えての演奏もありました。
始めて発表会に出演する生徒さんには、いつも伴奏を付けた曲とソロの曲を演奏してもらい、少しでも緊張を和らげる配慮をしています。
いつも思う事ですが、皆こちらの心配をよそに普段の練習以上の演奏ができて、本当に感動させられます。
子供達の大きな可能性を感じて、本当に嬉しい気持ちで、胸がいっぱいになりました。

それから、今年は日本とポーランドの国交100年目の記念イヤーという事もあり、小学校高学年以上の生徒さんは、できるだけショパンの曲を演奏しました。
まず譜読みが難関、そしてその先の感性を要求される表現、皆一生懸命取り組み、それぞれのショパン像を感じて貰えたようでした。

恒例のミュージックベル演奏や、全員合唱では、個人ピアノ演奏とは一味違う横の繋がりを感じて貰えたかと思います。
音楽・ピアノといつまでも触れ合って行ってほしいと感じた１日でした。

また来年、皆が１つになれる発表会を楽しみにして貰えると嬉しい限りです。

発表会開催に当たり、ご家族の方々、当日のスタッフの方々に改めてご協力のお礼を申し上げます。