レッスン楽器


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今村惇子ピアノ教室


ブログ

始まりの終わり

投稿日:2011-02-07

さよならドビュッシーの中でシンパシー感じた言葉は、

「始まりの終わり」だ。

何度も「始まりの終わり」を経験してきたが、今またその時だと思っている。

そしてその「始まり」にもいつかきっと終わりがくることを知っている。

その前に自分のおわりがくるかもしれないが・・・。

もうひとつ気になった言葉が、

「楽をして得られるものは、怠惰と死にゆくまでの時間・・・」

やっぱり同年代の人の言葉だなぁと思う。

「始まりの終わり」はとても音楽的な言葉だが、(音楽は時を共有するから)

楽をして〜の方はちょっと私には痛いですね。う〜んいたい・・

 

さよならドビュッシー

投稿日:2011-02-05

このごろTOMOのミステリーを借りて読んでいる。

ミステリーはあまり好きではないのだが・・・

「さよならドビュッシー」

ピアニスト絶賛!「このミス大賞」 受賞! 音楽ミステリーなんてあるから

これは思わず自分で買ってしまった本だ。果たして、とても読みやすく

今まで借りて読んだミステリーとは、どこか違う??

そうか・・・作者の言いたいところや背景描写が自分の年代と

一致している感じがするのだ。そのはずで作者は私と同い年だった。

ピアノの特訓の場面や曲想の描写、テクニックの具体性など

驚くばかりの筆力でぐいぐいと話を進めていく。

息子さんが音大生でいろいろとアドバイスを受けたと言っておられるが、

ご本人も相当な音楽好きだと思う。それもドビュッシーが・・・

ファイナルにアラベスク??とちょっと思ったけど、とにかく面白いです。

推理の点では、納得がいかないところもままあるけど

だいたいミステリーは、そんな感じだし・・・

ピアノに関しては、ほんとに音が聞こえてきそうで !すごい!

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