レッスン楽器


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ピアノ教室コンセール・イグレック♪


ごあいさつ

黒田ゆか

黒田ゆか

インタビュー

コロナパンデミック以来、皆さま方の価値観も多様化してきていると思います。

コロナ元年は「コロナに負けない!」「コロナ禍の今こそ音楽の力を!」の情報もめぐり、何かしらの活力があったように思われます。このコロナ事情も一進一退しながら時を経て、北京オリンピック以降は世界事情も変容し、皆さまの中には少なからず焦燥の思いと停滞感のような影を落とされてきている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

このところテレビ番組でもグルメ情報ばかり。「こんなご時世、コロナになる前に美味しいものでも食べておこう」「飲めなくなる前に特上のワインでも!」みたいな発想でしょうか。そして私が携わっている純然たるクラシック音楽は、たくさんの人たちに開かれ始めていたのに少しずつ変わりつつある気がしています。

コロナ禍で外来演奏家によるコンサートは開催されにくくなり、コンサートは客席数を減らしてしか発信できなくなり、チケット数は限定されふらりとコンサート鑑賞するのが難しい、少しずつコンサートに出向き始めていた方たちがステイホーム志向で足を運べず、YouTube等で容易にクラシック音楽を親しむようになり、また海外の先生方とのオンラインレッスンやオンラインで審査される内外コンクールも増え、年代を問わずオンラインを通したサウンド志向になりつつある、ピアノ発表会、学校の吹奏楽コンサートなどが開催されても関係者のみ対象となり公共性が薄れてきている等に、いろいろな思いがあります。

幸いにも私は20〜30代に、とりわけフランスピアニズムの伝統を踏まえたテクニックと音楽性をお持ちの大好きなおふたりの世界的ピアニスト、パスカル・ロジェとジャン=フィリップ・コラール両先生にたくさんのレッスンを受けた貴重な経験、そこで培った音楽的感性と耳、洞察力、そして正確なテクニックを、この、純粋な芸術がどこまで求められるのかという厳しい時勢の中、凛とした気もちで伝え続けていきたいと思っています。

私のレッスンは、完全個人レッスン。生徒の性格や適性をみて何よりよい音色に反応できる耳づくりから始まります。全調の調性感は大切ですし、バロック小品から音の平行・反行、ゼクエンツ、カデンツァを見分ける眼を導き、長い曲になっても瞬時に作曲家が表現しようとしたニュアンスに気づける力を持たせたい。コンクールっ子、音大生やピアノレスナーの方々には、どういった側面に目を向けたら他人を気にすることなく自分の音楽を充足させてゆけるのかを、年単位で極めてゆきます。

次に、ピアノは身体を使って表現するもの。指・手・腕・背中の柔軟性、機能性に主眼をおいたテクニックは、表現のためにも必須です。フランスで学んだピアノテクニックの基本練習からテクニック解析法に基づくレッスン展開のために、ブランカール著「ピアノテクニックの基本的原理」(全音出版)を何度も使います。テクニカルスキルの習得とは、日頃から繰り返し、曲の中で具体的にどう使うのか、さまざまな曲の演奏時に基本と応用のつながりの中で学びとり、呼吸するかのように自然にみずからの身体におさめてゆくものです。

音楽には決まりごとがいっぱい。でもだからこそ美しく人々を魅了するものです。
こうした規律をふまえた上で、自由に遊び、展開し、表現できる楽しさを生徒たちに伝えてゆきたい。

好きな曲に、いつも工夫しながら、真剣に取り組む。
こうした姿勢から創造性と集中力、豊かな人間性と確かな個性、そして協調。・・・
皆さまにピアノレッスンを通してお伝えできる様々なシーンを、楽しみにしています。


私が推薦します

かわいいものやキレイなものが好きなゆか先生
子供たちが持っているスクイーズやおもしろ消ゴムでさえ、手や指の体操に使ってくださり、いつでもピアノを身近に感じさせてくれます。
そんなゆか先生の教室は調律師さんに教えていただきました。「ドレミファソラシド」を弾くだけなのに、とても素敵な音色を出せる先生がいると!
ゆか先生はたとえ簡単な曲でも表現することを教えてくださり、一曲一曲、練習曲でも丁寧に指導してくださいます。またワークも段階に応じて適切に用意し、指導してくださるので、演奏技術、表現力、知識など総合的に伸びていきます。
ピアノ教室発表会は、毎回必ず違う会場で行われます。それは演奏家の先生ならではと思うのですが、様々なピアノの音色、タッチを感じられる機会とどんな会場、どんなピアノでも弾けるようにとの思いがあるのではないかと感じています。子どもの頃からこんな経験が出来るのはとても幸せだと思っています。
そしてレッスンで一番驚くのは、先生の魔法の言葉?隠し技?で音がキラキラするところです。
私にはなんだか分からないですが、子どもが家で練習してレッスンへ行く、そして帰ってくるとなぜだか音がキラキラしているんです。それがなんとも不思議で毎回驚かされます。決して先生は魔法使いではありませんよ。(笑)でもそうなんじゃないかと思うことがしばしばあります。それくらい経験豊富なゆか先生、様々な方向からアプローチして指導してくださる教室です。
ジュニアピアノ科に通う小5生徒S.Sさんのお母さま
私もこんなお姉さんやお兄さんのように、素敵なピアノの音を出してみたい!
ピアノを学ばせるうえで、少しでもいろいろな音楽に親子で触れてゆきたいと考え、音楽関連のイベントやたくさんのピアノ教室の発表会に足を運んでおりました。そんな中でこちらのピアノ発表会に伺い、今までに得たことのない心地よいこころの震えを6歳の娘は感じたのでしょう。
「この先生の教室に行ってみたい!」その思いが、黒田ゆか先生にレッスンをして頂くきっかけとなりました。
まずとにかく基礎をおろそかにしないこと。これを徹底して指導されます。タッチの強弱、力の抜き加減、指の角度、そして基礎練習であっても心を込めて音を大切に奏でているか、注意深く見守りながら解析されます。これがビシっと決まった時に「よくやったね!練習すごくがんばったのが分かるよ!」と、普段の努力まで見つめてもらえたら、地味でコツコツといったイメージの基礎練習にも張りが生まれますよね!
ピアノ一辺倒も決してよくないわけではない、しかし他の楽器とのアンサンブルやオーケストラ演奏に出会うことによって、音楽を受け入れる耳の力や譜面の理解力、そこから派生した感性がどんどん広がってゆくということを教えて下さいます。先生が紹介してくださるコンサートを娘と鑑賞したり、先生おすすめのCDを貸して頂いたり。多方面から音楽にアプローチし、感性を養える。目の前に与えられた楽譜をノーミスで弾くだけのレッスンでは決して得られない、深みのある音楽を体感できる場だと思います。
コンクール前には試演会が開かれることもあり、その際には生徒さん各自が演奏する曲の背景、エピソード、作曲家等について調べて、作品紹介をします。そして演奏を聴いた生徒さんはコメントを綴りますが、この時の空気感はさながらコンクール本番のよう!楽曲の隅から隅までを深く掘り下げ、耳に、心に沁みこませる先生のレッスンを受けた生徒さんたちが演奏するさまは、リトルピアニストさながらです!そしてピアニストとして活躍されている今もなお、音楽に対し研鑚を深められていらっしゃる先生の演奏を折々に間近で聴かせていただけるのも、この教室での幸せなひとときです。また、一人一人の個性や進度を見極めて、その生徒さんに適した楽譜を選択してくださいます。音楽への真摯な姿勢、生徒への愛情に溢れる黒田先生。「音楽が好き!ピアノに触れたい!」といった、生徒たちの極めてシンプルな気持ちを大切に、そして生徒さんそれぞれが持つ音の引き出しを無限に広げてくれる教室。これがピアノ教室「コンセール・イグレック」の持ち味といえるでしょう。
ジュニアプレ専科に通う小1の M.M さん
黒田ゆか先生と出会い、基礎から学び直しをさせていただいています。
いつも先を見据えつつ、その時々に必要なことから順に教えていただけるため、子どもたちは、発表会やコンクールはゴールではなく、その先へ繋がる通過点であると捉えるようになりました。
いろいろなことが少しずつ理解できるようになってきた今は、先生に教えていただいたことを少しでも早く吸収し、次はもっと別のことを、ひとつでも多くのことを教えていただきたいと、学ぶ楽しさに溢れています。頭をフルに回転させてレッスンに臨むのでレッスン後は放心状態になっていることもありますが、それだけ深い学びの時間が持てていることを嬉しく思います。
 コンクールでは、同じ課題曲を弾く他の参加者の演奏を聴くにつけ、ご指導の在り方に感銘を受けます。先生の音楽的な解釈はとても深く、また、独特のセンスをお持ちであることを感じます。そして、子どもの個性が生かせるように導いて下さるため、演奏の中に光るものが感じられるようになってきました。「先生に教えていただいたことをこれだけやってきたから、大丈夫!」と自信を持ち、本番のステージを楽しむ姿は頼もしく、信頼できる先生に出会えたことを幸せに思います。
ジュニア専科に通う小5生徒K.Nさんと中1生徒K.Nさんのお母さま
黒田先生のレッスンを受けるようになって、目から鱗が落ちまくりです。
某大手教室からこちらに移り、もう6年以上になります。
自己流で弾いていた時間が長かったこともあり、私の演奏は随分とデタラメなものでした。それまでの私にとってピアノとは、譜読み=ドレミ…を読むこと、演奏=音を間違えずに最後まで弾くこと。→練習=音を間違えずに弾けるようにすること、fがあれば鍵盤をひっぱたき、pがあればただ音を小さくする。というものでした。それなりの難易度の曲を弾けたつもりになっているときは気分が良いのですが、そんなアプローチのため、練習は単調な苦行でしかありませんでした。
黒田先生のレッスンを受けるようになって、眼から鱗が落ちまくりです。
ディナーミクやアーティキュレーション、フレージング、譜読みにおける平行、反行の意味、時代毎に合わせたタッチや音色、楽譜から作曲家の意図を読み取りそれを表現するためのアプローチ、腕の、手首の、指の使い方…。分かっていたつもりで何一つ分かっていなかったこと。勘違いして覚えていたこと。考えたことすらなかったこと。まだまだ片鱗しか触れることはできていませんが、それでもそれらを知ることでピアノを弾くことの本当の楽しさを知ることができました。
また、先生は素晴らしい演奏家でもいらっしゃいますので、レッスン時に時折弾いて下さるお手本が、これまたしびれます。内心、このまま最後まで弾いてもらえないかなーと思うこともしょっちゅうです。先生の音楽に対する真摯な姿勢と、音楽への愛情と尊敬は教わっているこちらにも伝わってきます。さりとてスパルタというわけではなく…と言うか、にこやかに優しく厳しく、といった感じです…こちらのペースに合わせて教えて下さるので、無理せず着実にステップアップしていけます。
興味を持たれた方は、ぜひ一度先生のレッスンを体験してみることをお薦めします!
社会人ピアノコースに通うY.Oさん

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