レッスン楽器


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高木piano教室


曲紹介

  • 貴婦人の乗馬
  • 作曲者:ブルクミュラー 

曲集の最後の曲でもあり、曲集のなかでは一番難しく、色々なテクニックが出てくる曲です。
また子供たちにも大変人気のある曲です。

この曲はテンポが速く軽快な曲です。
その為にも、スタッカートをかなり短く弾くように心がけましょう。
また、スタッカートとレガートのフレーズにも注意しましょう。
音の跳躍、音階、3連符と実に内容豊かな曲です。メトロノームを使用してきっちりと練習していきます。
17小節から24小節は曲調が変わるところです。右手の3連符が遅く、重くならにように弾きましょう。
指の動きを小さくして弾くと上手くいきます。

テクニック的な事がクリアー出来たら、エレガントにそして優雅に弾けるようこころがけましょう。

  • 子犬のワルツ
  • 作曲者:ショパン

この「子犬のワルツ」はショパンの中でも大人にもお子様にも人気がある曲です。
その名の通り、かわいらしい子犬が自分の尻尾を追いかけてくるくる回っている様子を見てショパンは作曲のインスピレーションを得たそうです。
初め楽譜を見た時、生徒さんはフラット5個に皆たじろぎますが、音階の説明、実際に変ニ短調の音階を弾くことから入っていくと意外にすんなりと譜読みに入れます。
右手は軽やかに弾くことがポイントです。ゆっくりと無理のないタッチ、手首の使い方に注意しながら早いテンポへと仕上げていきます。
左手とペダルの練習も重要です。左手は指揮者の様に、右手のメロディーは歌い手の様にがショパンの演奏のコツでもあります。

楽しく軽やかに仕上げましょう。

  • 雨の日の噴水
  • 作曲者:グロック

素敵な曲が多いギロックの中でも大好きな曲の1つです。
譜面の割には演奏効果が高く発表会でとても聴き映えのする曲です。
ペダリングとタッチで音色に上手く変化をつけ、転調するたびに響きを変えて演奏できたら
演奏している本人も十分な達成感を得ることが出来る1曲でしょう。

  • 舟歌 嬰へ長調 作品60
  • 作曲者:F.ショパン

沢山の作曲家がこの題名の曲を残しておます。
私がショパンのピアノ曲の中でも1番好きな曲がこの舟歌です。

舟歌の典型的なスタイルはヴェネチアのゴンドラの船頭の歌にみられる8分の6拍子に形態に沿ったものと言われていますが、ショパンの舟歌は8分の12拍子にすることで更に流暢で美しいメロディラインを描き出せたといわれています。。1864年の夏に完成されたショパン晩年のこの曲は、10分近い大作であり、テクニック的にもそして表現能力も最大限要求される大変難しい曲です。
曲の始まりは水の上をゆっくり進むゴンドラの揺れを連想させます。メインの主題が繊細に響き、それが
多彩に装飾されて情熱的な曲想と進んでいきます。最後まで美しいのに力強く、そしてどこか哀し気で、、
無駄な音符が1音も無い完璧な作品と評されるこの曲。
何度も何度も繰り返し聴いていますが飽きる事はありません。
学生時代にアシュケナージやアルゲリッチのCDも購入して聴いていましたが、
恩師の楊先生のショパンアルバムに集録されている演奏が1番好きな演奏です。


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