立冬を過ぎたとはいえ、お天気の良い日の佐賀は暖かくて気持ちよく過ごせます。教室近くの公園は散歩に最適です。テラス席はワンコOKのカフェにて。

「じゃあねー　練習してくるね」と、帰り際玄関を閉める直前にその小学３年生の女の子は最近いつも言ってくれます。「うん　お願いね」と私は答えながら毎回ほっこり嬉しい気持ちになります。幼稚園生のときから通ってきてくれている彼女。決してぐんぐん進む、どんどん弾いてくるタイプではなく、お話はしてくれるもののなるべく弾こうとしない、「やっぱりやめた」とテキストを閉じることもしばしば。それが背丈がすーっと伸び、大人びたなあと感じた頃から自分にとって快適なペースを作ることができるようになったみたいです。私に聞かせたいお話とピアノとの快適な量の配分など。ラデッキーマーチの難しい箇所もよく練習して元気に楽しそうにリズムに乗って弾けるようになりました。これからもあーちゃんとの楽しいお話と楽しいピアノの時間を楽しみにしているよ！

私が受け持っている佐賀女子短大の1年生のあるクラス。普段は1対1のピアノの個人レッスンを行っていますが、この日は今年度から導入されたグループレッスンの時間でのひとコマ。積極的な発言を促しアイデアを出し合い学生の主体性を引き出すことを目的としています。写真は童謡「どんぐりころころ」の曲に合わせて歌詞に合う動作を表現しようとしているところです。グループレッスンでは自由な空気を大切にしているので、学生達はのびのびとした動きと大きな歌声で曲の世界を体現していました。底抜けに明るいこのクラス、私も含めた大きな笑い声がフロア中に響いていたかもしれませんが…