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高木piano教室


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中田喜直さん

投稿日:2023-11-15

新聞の記事でとっても心に沁みた特集がありました。

作曲家 中田喜直さん。

私が最初に教えて頂いた先生が中田喜直さんの曲集が好きだった事もあり、

小学生の頃に何回か発表会で弾いた記憶があります。

小さいながらにも、今までない雰囲気な曲だし、なんだか面白い!と深く記憶に残っていました。

自分が教える様になり、さて発表会の選曲、、、と一番悩み多き、沢山の時間を使うこの期間。

色々な曲に挑戦したいタイプの生徒さんに中田喜直さんの曲を提案すると、大抵気に入ってくれて

発表会でとっても上手に演奏してくれるのです。

「子供のピアノ曲」「こどものゆめ」の曲集から選曲しますが、

先ず題名が子供心をくすぐります。そして子供の小さい手をちゃんと考慮されていて、無理なオクターブ

や跳躍奏法がないのに演奏映えします!なので、発表会で上手に演奏するとものすごく評判が良く、

来年は私もあの曲が弾きたいです!と言われることが多いのです。

記事のなかで、中田さんは夢だったピアニストではなく、作曲家になった。手があまりにも小さかったから。

そして、小さい子供たちが重い鍵盤を必死にたたいて、指を一杯広げているのに疑問が沸き、

欧米人が作った規格そのままのサイズではなく、身体の小さい日本人に合った通常より1オクターブが1センチ短い

規格のピアノを考案。99年には特注で作ったこのピアノを携えてドイツとオーストリアへ。

講演で普及を呼びかけるも、翌年がんで旅たってしまったそうです。知りませんでした。

鍵盤幅の狭いピアノの開発は今もダニエル・バレンボイムらが独自に取り組んでいるそうです。

私も手がとても小さく腱鞘炎に悩んむ事が多かったので、とても印象に残った記事でした。

そして久しぶりに中田喜直さんの曲集をながめ、あとがきを読み、

自身がピアノを勉強した時代を思い出し、子供心にもある、つまらない曲と、面白い曲の感じをよく考慮して、

興味をもって弾ける様に作りました。(1956年9月)

とありました。新聞をきっかけに、

中田さんの音楽や子供達への気持ちが溢れたあとがきを読み返し、

来年の発表会で誰か弾いてくれるかな?と期待をこめながら、、、改めて1曲ずつ楽譜を眺める1日となりました。

 



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