レッスン楽器


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高木piano教室


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ピアノ調律

投稿日:2013-12-05

今日は小春日和。風もなく暖かな1日です。地下室の湿度計も46%。ピアノには最適な湿度です。

我が家のピアノはこの5年間で計2回、東シナ海を1か月間もの長旅を経験させてたっぷりの湿気を吸ってしまいました。

しかも1年中30度以上の高温熱帯地方での生活を4年以上強いてしまい、ピアノに最適な湿度45〜55%、温度15〜20度とは程遠い環境でした。

 

5年前のちょうど今頃ピアノを船便に積む直前、娘の小学校のママから絵本の読み聞かせに音楽を付けて欲しいと頼まれました。

とっても楽しいそうな企画で早速やらせて頂く事に。当日使う絵本を借りに行ってビックリ!!

なんとその絵本の題名が「うみにおちたピアノ」だったのです(笑)

搬送途中に海に落ちたピアノが海底に沈み、ピアノとおさかな達が一緒に音楽を奏でるという実に可愛らしいお話。

何か運命的なものを感じつつ、我が家のピアノは大丈夫かしらと心配になったものです。

まあ無事にマレーシアを往復できたので今や笑い話になっていますがLaughing

この企画は大成功に終わり、娘がお世話になった学校へ少し恩返しが出来た事、また読み聞かせ中の子供たちの嬉しそうな表情は

今でも忘れられない良い思い出となっています。

 

思い出話はこの辺りにして、この大変な状態のピアノを帰国後8か月間で2回の調律をして頂きました。

大学時代からお世話になっている調律師さんもビックリな状態だった我が家のピアノ。

2回とも通常の倍以上の時間を要し、先月の調律でやっと元の響きに戻りつつあります。ピアノは生き物なんだと改めて実感させられた今回の引っ越しでした。

これからも末永く宜しくね〜♪と ピアノへのお詫びもの気持ちも兼ねて語りかける日々です。

 

感動した言葉

投稿日:2013-12-04

早いもので、今年も残すところ一か月を切ってしまいました。

2013我が家の年明けは娘達の受験の為マレーシアと日本との往復からのスタートとなりました。

ホテル暮らしの日本での受験、ハラハラドキドキの合格発表、その後のバタバタの引っ越し、お友達との悲しいお別れ、新生活のスタートと

正に激動の1年でした。こうして今ゆっくりとブログを書いているの事が1年前には想像もつきませんでした。

時の早さが身に沁みます。

 

今日は感動したテレビ番組のお話。

先月観たスーパープレゼンテーションのアメリカ人指揮者 ベンジャミン・ザンダーのプレゼンは大変興味深い内容でした。

「クラッシック音楽には人を変える力がある」の題名に惹かれて見始めたのですが、彼の演奏あり、笑いあり、涙ありの情熱的な内容に

大変感動しました。

中でも指揮者の仕事は他人の可能性を引き出す事。それが出来ているかは相手の目を見ればわかる!

目が輝いていれば出来ているという事。逆に目が輝いてなければ「私ってなんなの?」と。

これは子育てでも同じ事。全ては目の輝きなのだと。彼の成功の尺度は金、名声、権力ではなく、全ては周りの人の目の輝きなのだと。

 

なんだかとーっても心に沁み入りましたEmbarassed

ピアノを教える時も子育ての日々も目の輝きをいつも感じていれたらどんなにか結果は違ってくる事だろうと。

毎回輝かせるのは無理だとしても、その気持ちは忘れずに持ち続けていたいなと考えさせられた番組でした。

 

 

 

 

皆さま、初めまして♪人生初ブログとなります!

投稿日:2013-11-30

ブログを読んで頂き、本当にありがとうございます。
今、何かを始めるときのとっても嬉しく、ワクワクとした気持ちです。
この初心を忘れずに、音楽を通して感じた事など日々書き留めていけたらと思います。
どうぞ宜しくお願いします♪
 
さてさて今年7月より講師として勤務しておりますピアノギャラリーの講師コンサートが無事終わりました。
現役バリバリの若い先生、経験豊富なベテラン先生達との共演は沢山の実りを得られた貴重な1日となりました。
今回は声楽の先生お2人、クラリネットの先生方との共演です。
 
子供たちの受験、海外からの引っ越しなどで人前での演奏から少し遠ざかっていた数年でした。
まずは自分のピアノテクニックのリハビリ!
これが本当に大変でした。
筋力、指の力の低下、テンポ、フレージングのコントロール力などが戻るまで、日々テクニックの基礎練習の繰り返し。
学生の頃に何度も読んだ演奏法の本も何冊も引っ張りだしました。
小さい頃に母から「1日練習を休んだら取り戻すまでに3日かかるのよ」と言われた言葉を何度も思い出しました。
何か月も何年もかかる!と思ってしまうほどの状態でしたが継続は力なり。
少しずつ演奏の感覚を取り戻していく日々でした。
 
9月からは3人の先生方との合わせの日々。
伴奏はソリストが一番演奏し易いように、呼吸、テンポ、音色、など作っていかなくてはなりません。
毎回が真剣勝負。リハーサルではこれで大丈夫と思っていたのですが、
やはり本番は魔物です。完璧に仕上げても何かしらハプニングがあります。
ソリストの技量に助けられた瞬間もありました。
毎日の練習の積み重ね、練習方法、効果的な演奏方法の追求などなど、沢山の事を考え経験出来た久しぶりの本番でした。
また経験豊富な魅力的な先生方との新しい出会いも大切な宝物になりそうです。
 
演奏会は迫力あるソロ演奏、楽しいアンサンブルなど盛りだくさんのプログラムで、お客様には大好評だったようです♪
 
今回の演奏会を通して子供たちに教えていく上でも、自分自身が演奏を続けていく大切さを痛感しました。
またこれを機に、自分自身の勉強、音楽について感じた事を日々のレッスンで生徒さん達に伝えていけたらと思います♪

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