レッスン楽器


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高木piano教室


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それぞれの挑戦 ブルグミュラーコンクール

投稿日:2024-11-03

いよいよコンクール本番を迎えた秋晴れの休日。

 

今回出場するHちゃんとEちゃん。

コンクールに申し込みをしてから本番までの期間、

同じ曲を上手に弾く事をキープし続けるのは子供にとって大変な事の一つです。

先ずは飽きてしまいます。そして慣れが出てきて完成度が落ちても本人が気が付かない事も。

変な癖がついたり、煮詰まってしまい弾けなくなったり、弾けていたパッセージが崩れてしまったり、、、。

毎回のレッスンで私から同じ指摘が入っても2人共めげずに、根気よく練習を続けてくれました。

発表会に向けて仕上げる内容より、より細かく、より深く掘り下げた今回の練習期間。

Hちゃんも、Eちゃんもタッチやフレージング、左手の音色、メロディ-ラインのスラーのつけ方、、

本番までに沢山の事を学んでくれている事、新しい事に挑戦する気持ちががとっても嬉しかったです。

そうして迎えた緊張のコンクール本番。

それぞれに、今持っている力を出し切ってくれたと思います。

本番が終わって また来年も出ます! 他の出場者の方の演奏がとっても上手で勉強になりました!

と嬉しい言葉が聞けました。本当によく頑張りましたね♪♪

 

 

それぞれの挑戦 合唱コンクール

投稿日:2024-11-02

芸術の秋。

生徒さん達の頑張りが続きました。

 

毎年各中学校では県や区の大きなホールにおいて、合唱コンクールが開催されます。

Nちゃん、Rちゃんは伴奏者として夏休み中から練習をスタート。

クラス練習ではパート別練習の旋律も弾かないと、、と部活や他の習い事に忙しい中、とっても頑張っていた2人です。

合唱を支えて盛り上げる、重要なピアノ伴奏。

それぞれに課題曲の難しさに苦戦しながら、また、プレッシャーで弾けなくなってしまい涙した日もありました。

それを乗り越えての本番です。夜には無事に伴奏を弾けていました、とのお母様からのご報告があり、一安心。

Nちゃんは学年代表での伴奏も弾き、クラスでは指揮者賞を貰ったとの事。

Rちゃんのクラスは金賞を貰えました!との本人からの報告で、2人の頑張りが実を結んだ合唱伴奏が無事に終わりました♪

 

 

楊麗貞ピアノリサイタル

投稿日:2024-10-08

大学の恩師 楊麗貞先生のピアノリサイタルへ行ってきました。

銀座王子ホールでのリサイタル。

ホールはほぼ満杯の聴衆で埋め尽くされ、

懐かしい同級生や先輩方、後輩との再会で開演前からホール内は温かい雰囲気に包まれていました。

前半のプログラムはモーツァルト・ピアノソナタ18番とシューマンのフモレスケ。

先生の繊細な指の動きから奏でられる綺麗な音色にうっとり。シューマンは初めて聞く演目でしたが、

シューマンの持つ独特なメラコリックな曲想、その中で音が揺れ動く様が見事に表現されていました。

テクニックも然ることながら、単純に暗譜が難しいだろうな、、凄いな、、と思いながら聴いている自分もいました。

70代の先生のその実力に改めて脱帽です。

 

プログラム後半はショパンのマズルカとソナタ第3番ロ短調。

ショパンのソナタ3番は先生のCDに収められていて、先生の演奏がどのピアニストのソナタ3番より大好きで、

繰り返し聴いている曲でもあります。いよいよ生演奏を聴ける!

ホールの響きも相まって、重厚な和音、甘美で抒情的な旋律、強奏の和音で始まる3楽章、情熱的なフィナーレ。あーやっぱりソナタの3番って

退屈な箇所が1つもない曲。先生の演奏はやっぱり素晴らしい。

ずっと胸が高鳴ったまま演奏を聴いていました。

こんなに凄い先生に習っていたんだな、、と改めて先生に教えを受けた事、そして先生に出会えたことに演奏会の感動と共に

感謝の気持が沸き上がりました。

終演後にお会いした先生は相変わらずチャーミングで、気さくにお話ししてくださり、少しだけ学生時代に戻ったような、、、

幸せな時間に満たされた1日でした。

 

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