高木piano教室
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ブログ
戦場のメリークリスマス
投稿日:2023-11-17
9月の発表会で、高校生R君の戦場のメリークリスマスの演奏。
沢山の生徒さん、保護者の方々より「感動しました」「泣けました」
との感想を頂きました。
発表会までのレッスン期間、私自身もなんて素敵な音の流れなんだろう、、、
ずっと前から知っている曲なのに聞き入ってしまうことが何度もありました。
勿論、この曲が大好きで自分で選曲して弾いてくれたR君の繊細で深い演奏が感動を起こしてくれるのですが。
朝から雨の日の今日、久しぶりに坂本龍一さんの本と本棚の奥にあった
大昔の学生時代に読んだ「ショパンの手紙」
をパラパラとめくっては興味のある個所をゆっくり読み込んだり、読み返したり、
雨の日は読書に最適な時間を作ってくれました。
中田喜直さん
投稿日:2023-11-15
新聞の記事でとっても心に沁みた特集がありました。
作曲家 中田喜直さん。
私が最初に教えて頂いた先生が中田喜直さんの曲集が好きだった事もあり、
小学生の頃に何回か発表会で弾いた記憶があります。
小さいながらにも、今までない雰囲気な曲だし、なんだか面白い!と深く記憶に残っていました。
自分が教える様になり、さて発表会の選曲、、、と一番悩み多き、沢山の時間を使うこの期間。
色々な曲に挑戦したいタイプの生徒さんに中田喜直さんの曲を提案すると、大抵気に入ってくれて
発表会でとっても上手に演奏してくれるのです。
「子供のピアノ曲」「こどものゆめ」の曲集から選曲しますが、
先ず題名が子供心をくすぐります。そして子供の小さい手をちゃんと考慮されていて、無理なオクターブ
や跳躍奏法がないのに演奏映えします!なので、発表会で上手に演奏するとものすごく評判が良く、
来年は私もあの曲が弾きたいです!と言われることが多いのです。
記事のなかで、中田さんは夢だったピアニストではなく、作曲家になった。手があまりにも小さかったから。
そして、小さい子供たちが重い鍵盤を必死にたたいて、指を一杯広げているのに疑問が沸き、
欧米人が作った規格そのままのサイズではなく、身体の小さい日本人に合った通常より1オクターブが1センチ短い
規格のピアノを考案。99年には特注で作ったこのピアノを携えてドイツとオーストリアへ。
講演で普及を呼びかけるも、翌年がんで旅たってしまったそうです。知りませんでした。
鍵盤幅の狭いピアノの開発は今もダニエル・バレンボイムらが独自に取り組んでいるそうです。
私も手がとても小さく腱鞘炎に悩んむ事が多かったので、とても印象に残った記事でした。
そして久しぶりに中田喜直さんの曲集をながめ、あとがきを読み、
自身がピアノを勉強した時代を思い出し、子供心にもある、つまらない曲と、面白い曲の感じをよく考慮して、
興味をもって弾ける様に作りました。(1956年9月)
とありました。新聞をきっかけに、
中田さんの音楽や子供達への気持ちが溢れたあとがきを読み返し、
来年の発表会で誰か弾いてくれるかな?と期待をこめながら、、、改めて1曲ずつ楽譜を眺める1日となりました。
2023 ピアノ発表会 第2部
投稿日:2023-10-09
緊張のソロ演奏第1部が終えて、連弾の第2部へ♪
13組の連弾演奏披露の時間です。
小学生、中学生のお友達同士の連弾、
姉妹、兄弟連弾、
お母さまとの親子連弾(なんと6名のお母さまが出演してくれました!!)
私と生徒さんの連弾や6手連弾など、、、盛だくさんの楽しい2部。
選曲は、初めての連弾を生徒さん自身が楽しく演奏出来る事が第1目的でしたので、
生徒さん自身が好きな曲を各々の組に選んでもらいました。
練習を始めた最初の頃は、なかなか2人、3人の演奏や息が合わず、、苦戦した組も沢山ありましたが、
自分のパートが上手くなってくると、他のパートの音が聞こえてくるので合わせも段々と上達しました。
1か月、2か月と練習を重ねていくとお互いのテンポ感やPrimoとSeconndo間の音のバランスまで気配りできるまでに。
レッスンでは微笑ましい光景に沢山接する事が出来たのも、この連弾部門を開催出来て良かった点です。
仲の良い姉妹、兄弟のやり取りが本当に多く、お互いを優しくフォローし合ったり、
お子さんとの連弾に挑戦してくださったお母さま方は、今回の発表会で何十年振りかに人前でピアノの演奏をします!
とレッスンでも緊張の旨をお話するお母さまを逆に心配して気遣う生徒さん。
お母さまを大好き!な可愛い姿と優しい気持ちを何度も見る事が出来てレッスンの度にほっこりと癒されました。
発表会後は連弾演奏を通して貴重な経験が出来て良かったです!と皆さんに良い感想を頂き、やって良かったな、、嬉しくなりました。
私自身も最後に講師演奏(連弾)を久々に出来たのが良かった事の1つです。
自分も本番に向けて曲を仕上げる事を日々続けるなかで、
毎日練習することの大切さを改めて実感しました。毎日練習する、、と言葉ではかんたんですが続ける事は大変です。
結局は自分との闘いですが、、今日は体調が悪いから、忙しいから、、などいくらでも言い訳してサボれる訳で。
でも毎日ピアノを弾くと確実に音が変わります。そしてミスが減り、細かい難しいパッセージが弾ける様になり、理想の演奏に近づきます。
そして本番ではミスをしない様に意識する演奏ではなく、自分の曲の世界感、芸術性まで表現できたら最高なんですが、、。
生徒さんたちには毎年の発表会本番を通してこれらの事を少しでも体感して経験してくれたらと思います。
今年は初めての自主開催の発表会で当日まで心配事も沢山ありましたが、
講師演奏のSeconndoを弾いてくださった川瀬由紀子先生、司会や裏方を仕切ってくださった似鳥恵理先生。
動画撮影の樋口さん、写真の石田さん、綺麗な舞台花をアレンジしてくださったお花屋さん、プログラムの印刷屋さん、プレゼントや7回記念、5回記念のトロフィー発注をお願いしたピアノギャラリーなど、、、沢山の方たちの協力で発表会が無事に成功に終わったと感謝の気持ちで一杯です。
そしていつも発表会までの日々を優しく見守ってくださり、ご協力くださり、暖かい感想や感謝の言葉をくださる
保護者のお母さま、お父さま方の存在はとても有難く心強い限りです。
発表会での生徒さん達の笑顔を糧に、次の発表会を目指して日々のレッスンを積み重ねていきたいと思います。
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