レッスン楽器


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高木piano教室


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暗譜

投稿日:2016-06-01

今日のレッスンでのあまりにも可愛かった一コマ。

 

来月の発表会に初めて出演する1年生のAちゃん。

先月あたりから暗譜で弾く事がとても不安な様子。

とても良く練習してくるので私は全然心配ないのだけれど、

本人はそれが一番の不安材料。

今日玄関に入ってくるなり

「今週は練習の時に楽譜を隠して弾いたの」

私は一瞬???

「だって楽譜があると見て弾いちゃうでしょ!」

あ〜なるほど!!心配していた暗譜の練習の事だと判明。

この発言だけでも十分可愛い〜。

 

レッスンが始まってしばらくしてAちゃんのお顔を見てみたら、

なんと目をつむって一生懸命発表会の曲を弾いているではありませんか!

「Aちゃん、おめめ開けて鍵盤と手をしっかり見た方が上手く弾けるよ」

とアドバイスしたら

「そうなの??」

と目を開けて弾きなおして納得した様子。

子供達のこの素直な感性にまたまた癒された出来事でした。

 

大人になった今、暗譜して弾く事がなんと大変な作業になってしまったことか、、、。

大学を出る頃までは特別な事はしなくても練習している過程で暗譜が出来ていたのに、

30代頃から暗譜が苦行に。

20代までに弾きこんだ曲は年を重ねてもすぐに思い出せて弾けるから沢山の曲を勉強しなさい

との師匠の言葉が今更身に沁みます。

 

 

 

 

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