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ピアノ教室コンセール・イグレック♪


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こころ和む桜

投稿日:2024-04-09

 4月に入って、一気に桜が咲きましたね。

入学式を迎えた皆様方、おめでとうございます。

教室に入ってくるところの、バラアーチからの桜の眺めも素敵でした。

 

 

 さて今年も、中日ピアノグレードテストの高山審査に行かせていただきました。

晴天の暖かな一日、40名の参加者の皆さまの清々しい演奏を聴かせていただき、講評用紙いっぱいに書いてきました。

その曲を弾くのに必要なこと、そのための練習法、こうすればこう変わるよ、といったこと。一部の方々には、ブランカール著「ピアノテクニックの基本的原理」や私オリジナルの練習法もご紹介いたしました。

 

 

このピアノグレードテストは、日ごろ皆さまが勉強している曲で背伸びなく参加でき、また毎年参加することで日ごろの練習に必要なアドバイスを複数の先生方からいただけるというメリットがあります。講評を基に日ごろのレッスンの先生と創意工夫して一年を経て、また翌年上達した成果を聴いていただく、この継続はとても意義のある大切なことです。確実な上達を手にとって理解することができるでしょう。

 

継続優秀者の皆さまの中には、音大に進学する方もいらっしゃいますし、ピアニストとしてご活躍されている方もいます。

 

 私もこの中日ピアノグレードテストに関わらせていただくようになってから優に10年以上経つと思いますが、今では参加者の方々の演奏が始まって5秒もすると鉛筆を走らせている程に、この審査の経験を通して大変多くのことを学ばせていただいています。

 

他にもピアノコンクールの審査もさせていただいていますが、これは年に一度のグレードテストであり、他の人たちと競い合っていい演奏を望むのとはまた少しニュアンスが違い、自分自身に真摯に目を向け、自分のペースでの努力と上達の成果を教えていらっしゃるピアノの先生が一緒になって見てゆく形になります。

ですから審査員としても、半ばシャカリキになって練習をしてきたコンクールの課題曲発表とは違い、参加者の皆さまの日ごろのありのままの演奏を聴き、そこに今の時点で直せること、また直すべきこと、考えていくべきことなどを率直に書いていくことができます。

 

 

この自分自身に真摯に目を向けるというあり方はとても大切で、本当はコンクールに参加する時も、周りとの競争ではなく、自分との競争というスタンスで臨んでもらえるといいんですけれどね。

 

 

ピアノ教室「コンセール・イグレック」では、春のイベントとして5月に学生対象の無料体験レッスン、6月に社会人対象の半額体験レッスンを実施する予定です。

4月下旬に「レッスンのご案内」画面に告知いたしますので、よろしくお願いいたします。

皆さまからのアクセスを、お待ちしています。

 

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