レッスン楽器


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今村惇子ピアノ教室


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玉三郎さま

投稿日:2015-07-18

ほんとに久々に歌舞伎を観てきました。

7月大歌舞伎

玉三郎 海老蔵 中車 猿之助 などなど。

演目は「熊谷陣屋」と「牡丹燈籠」

牡丹燈籠は玉三郎による新演出で

こわくて面白くスピーデイーな展開だった。

玉三郎が演技することについて語っているのを

読んだことがあるが、まさにその通りであった。

というのは、自然という言葉がぴったりくるのだが

ほんとにそこにその人がその時代の人がいるように

思えてしかたがないのだ。

不自然さがなく、演技とは思えない。ため息。。。

言葉のやりとりの妙味、テンポが楽しく、観客も

大笑い・・・しかしこの装いを新たに一周年記念の

歌舞伎座が超満員だと、演者の声がやっと聞こえる

くらいになってしまう。もうみんな何度も観ていて馴染み

なので多少聞こえなくてもよいのだろうが、お年寄り

や少し耳の遠いかただと聞こえないと思う。あの

面白さが伝わらないのは残念・・・

お露の方をだれが演じたのかわからないのだが

とても良い声でした。歌舞伎は所作が抑え気味なので

声はとても重要だと思う。 玉三郎さま 65歳とな。

またお目見えしたいものです。


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