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今村惇子ピアノ教室


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マーラー

投稿日:2015-12-12

11日、N響定期公演 鑑賞

マーラーの第3番、女声合唱と子供の合唱(NHK児童合唱団)は

一番最初から舞台へ・・・え〜今から100分以上じっとしているの?

と心配する中、合唱隊は終始ぴくりとも動かずにいた。メゾの方は

第1楽章の後入ってこられた。   

N響のオケは久しぶりに生を聴いたのですが、素晴らしかったです。

金管がことのほかよくって、へ〜〜見直しちゃいました。(えらそ)

トロンボーンの歌い方がとても美しい。余裕の演奏ですね。

ポストホルンが舞台の奥の方からかすかに聞こえてきたとき

本当に美しく感動的でした。最後にマエストロに呼ばれていました。

トランペット??だったのですね。後で知りました。


自然讃歌、自然の美しさ、驚異を交響楽の調べに乗せて

壮大に描いている。この世で最も美しいもの・・・それは・・

私は 「地球が育む自然」 だと思う。 反対に、

最も美しくないものは 「戦争」 だと思う。

自然を破壊し続ける人間、戦争を仕掛ける人間

最も美しくないものは、人であるかのようだ。


今回の演奏で100分あまりをじっと動かずにいるのは

こちらから見ていると不自然でとても気持ちが悪かった。

整然としていて素晴らしいのだろうが、皆、苦行の如くであったろう。

tomoは首と腰が痛くて痛くて発狂しそうだったらしい。

でも子供たちも頑張っているので、なんとか今日も

こらえてがんばってほしいものだ。マーラーはいつ合唱隊や

ソリストが入ればいいと思ったのかな?初演当時はどうだったのかな?

90分や100分の6楽章まであるシンフォニーを書いたマーラーは

一晩のコンサートをひとりじめしたいかのようだ。

でも、昨夜は酔いしれました。やっぱり、いいわ!

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