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今村惇子ピアノ教室


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マンガ歴史シリーズ

投稿日:2017-10-23

自分も忘れていることがいっぱいなので

世界史をマンガで読める歴史シリーズを購入した。

あんまり面白いので、日本史も買ってしまいました。

世界史のほうは、小学5年生がかわりばんこで

ピアノのお教室から、借りて帰っています。

歴史好きな男子生徒に私はもう簡単に追い越されて

しまって、彼はフランス革命、産業革命まで読破、

今はアメリカ建国と清王朝を読んでいるみたいです。

世界史は集英社のもので10巻からなっています。


日本史のほうは、角川で15巻まで。

こちらは小学3年生の生徒さんが読んでいます。

小学生はまだ世界史は習わないのだそうですね。


レビューを読んでこれらの出版社にしました。

東大生も歴史は漫画で勉強したといっているので

よいかもしれません。 な〜んて 

面白いからみんなで読んでるだけなんですけど・・。


中野京子さんの本

投稿日:2017-10-12

中野京子さんの本が面白い!

「芸術家たちの秘めた恋」 は

メンデルスゾーンを中心にスウェーデン出身の歌手

ジェニー・リンド    デンマーク出身の童話作家の

アンデルセン

ロマン主義全盛期に創作活動に没頭したこの3人が

運命の糸に操られ、ドラマを作っていく。

メンデルスゾーンがもっと長生きできていたら・・と思う。

この本には出てこないが、オペラ作曲家のベッリーニも

そうだ。志半ばで息絶えてしまった。無念であったろうと思う。

メンデルスゾーンは裕福な家庭に育ち、何不自由なく

音楽に没頭できた数少ない作曲家であろうが、彼は

ユダヤ人であることを生涯に亘って苦労の念を持っていた。

差別から逃れるためにクリスチャンに改宗し改名した。

フェリックス・メンデルスゾーン・バルトルディという名に。

メンデルは知識・知恵を表し、ゾーンはその息子という意味

である。しかし改名しても差別は続いていたという。


ジェニー・リンドという歌手は初めて知りました。奇跡の歌声

といわれ、一世を風靡したプリマドンナ。その生い立ちは

悲惨なものでしたが、明るく前向きに真摯に素晴らしい

女性になり、歌手になる。メンデルスゾーンとの関係は

本当のことなのかと疑いたくなるほど映画のようなロマンス。

そのジェニーに恋したのがアンデルセンです。

アンデルセンはメンデルスゾーンとも友人関係でした。

この3人の物語を中野京子さんは、わくわく、そして

やさしい文体で、綴ってくれている。面白いです、是非!!


その他に中野さんの本で読んだのは、

「マリー・アントワネット ヴァレンヌ逃亡」や

「恋するヒロイン オペラにみる愛のかたち」

「怖い絵」シリーズも有名ですね。


ミュンヘン・バッハ管弦楽団

投稿日:2017-10-10

日曜日の午後

初台のオペラシティに行ってきました。お目当ては、ミュンヘン・バッハ管弦楽団。

カール・リヒターが創設した世界屈指の管弦楽団である。

大好きなのでバロックの室内楽を聴く機会は多くあるのだが、

今までで一番良かったのではないか!!と思うのです。

バッハの音楽はこんなにもまるでドイツ語のように

アクセントをつけるのかと思い知った。ふんわりとした

心地よいハーモニーの楽団が多い中で、

このつめたく澄んだ空気を作り出す楽団はなんとしたことだろう。

つめたいといっても、かさかさしてなくて、しっとりとしたドイツの

ふかーい森のなかに舞い込んだかのような空気が漂っている。

オペラシティ コンサートホールがこれまた良いのでしょうね。

日本屈指のコンサートホールだと思う。

大阪のシンフォニーホールがとてもいいらしいのだが、まだ

いったことがない。サントリーは、いい、いいと言われますが、

私は残響が長すぎて、あまり好みではない。


今回はオールバッハであったが、なかでも嬉しかったのが、

協奏曲です。オーボエ、ヴァイオリン、ファゴットなどのソロに

美しい弦のハーモニーが加わりそれはそれは至福のひとときでした。

こんなに良いのを聴いてしまうと、CDはもちろん、他の楽団のは

聴けなくなってしまうなあ???   

古楽器より、モダン楽器による演奏のほうが好きです。

しかし、もしこのホールで古楽器を聴いたら、また感じが違うかもしれない。

それくらい、楽器や箱・・あたりまえだけど大事です。

バッハはオルガンが一番得意だったそうだ。しかし好んで、クラヴィコードもよく

弾いていたという。今、平均律クラヴィーア曲集ばかり弾いているのだが、

というか、それしか弾いていないというか・・・だけど

バッハや、奥さんのアンナ・マグダレーナもクラヴィコードやハープシコードを

毎日演奏し楽しんでいたのかと思うと、信じられない気持ちになる。

300年以上の時を経て、極東の日本で皆がバッハを弾いている。

本当に、不思議に思うし、感激してしまう。

フランス組曲やイギリス組曲はもともと、クラヴィーアのための組曲としており、

フランスとかイギリスとかの名はついていなかった。

特にフランス組曲は、新しく迎えた妻のアンナの為に書いて

プレゼントしたもの。少しやさしく、そして少しずつ技量が上達するよう、

バッハの深い愛情が感じられて、お気に入りの曲たちである。


来月は、アンリ・バルダさんのリサイタルに行きます。

平均律からとなっているプログラム。

私のお気に入りを弾いてくれるといいな。

それとシューベルトです。楽しみです。






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