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多摩ピアノの森


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ナウシカ

投稿日:2022-09-01

先日美容院でカットをしてもらった時、スタイルの希望を

なんて言おうかなあと迷って、ダイアナ妃みたいに流す感じで

と伝えましたが、我ながら古いなあと思いました。

わかっていただけたのはいいけど、髪が薄くなってるので

ちょ〜っと無理があったかな。残念・・でもすっきり

素敵にしてもらえました。

ほんとは恥ずかしいけど、昭和の漫画の主人公みたいにといいたかった。

ナウシカが戦いに行く前に髪を切ったときのスタイルや

トトロに出てくるさつきちゃんのような感じ。

風に吹かれてなびいてるようなのがいいんだよね。



北村薫 続

投稿日:2018-12-05

盤上の敵 読みました。

北村ワールドのそれこそ深淵な世界。

みんなが見たくない、知りたくないできごとを

上級のミステリーで読ませてくれます。

家族やともだちとの人間関係の機微。

素通りしてしまうようなささいな点に

優しい目を向けて描いてくれる北村さんだが、

この世の中、もしかしたらみんなのまわりに

こんなに恐ろしいひとが生息しているかもしれないよ。

と気づかせてくれるお話だ。知らないでいたいけど

しらなくちゃいけないし、目をそむけちゃいけない。

 

なんて、道徳観溢れる小説では全然ないのだけれど

北村先生はそれを描きたかったんだと思う。

 

同時に作者の「月の砂漠をさばさばと」を読んだ。

まるで、痛みを癒すのに、よく効く優しい処方の

お薬のような作品。

「盤上の敵」は毒をもって痛みを消し去るかのような作品。

推理小説 短編集

投稿日:2018-11-07

ミステリー作家お二人を読む。

ディクソン・カーとハリイ・ケメルマン

ハリイ・ケメルマンの「九マイルは遠すぎる」は、

初め読んだときは、よくわからなくて(あたまわるっ!)

(まあ眠いベッドの中で読んでるので・・・と言い訳しつつ・・)

でもだんだんとその

「九マイルもの道を歩くのは容易じゃない、まして雨の中

となるとなおさらだ。」という短い文章だけから、事件を

推理し、難事件を解決していく面白さがわかってきた。

その後の短編でもこのニコラス・ウェルト教授の推理が

冴えわたり気持ちが良い。ニッキイという愛称が

いかにも頭がきれそうな感じがして、いいねェ。

「おしゃべり湯沸し」と

「梯子の上の男」が面白かったですね。

カーの方は、ミステリー色が強くておとろしい・・・

「妖魔の森の家」

不可能犯罪作家と呼ばれるカーは密室トリックを得意としている。

読みながらこちらも、うーーーんどうしてなのかー?

と考えていくのが面白い。やはり眠くなってくるので

何日かは同じところを読み返したりしてますが。

短編5本入っていましたがどれも秀逸!!

 

昨夜から北村薫の「盤上の敵」を読み始めた。

これは、読んでいてひりひりする感覚が半端なく

この先どうしたものか・・・と考えているところ。

多分心もひりひりしてきそうな予感がする。

ずいぶんとつらい本です。

 

 

 

 

 

 

 

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