レッスン楽器


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向山敦子ピアノ教室


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イェルク・デームスリサイタル

投稿日:2018-12-05

11/28(水)紀尾井ホールにて

イェルク・デームスさんのリサイタルを聴く。

シューマンとドビュッシーのCDが大好きで

全集をよく聴いていました。

今回は、バッハ 半音階的幻想曲とフーガ

ベートーヴェン 第32番 ドビュッシー 映像

フランク 前奏曲・コラールとフーガ  でした。

どれも納得の素晴らしさですが、私は特に

ベートーヴェンの深淵な響きとトリルの美しさ

気品あるリズム (付点にきこえるリズムなどこれでもかと

ポップに弾かれる方が多いが) 巨匠は違いました。

90歳になられての境地で、このベートーヴェンの32番を弾けること、

そして私たちが聴けること、

なんと贅沢でこの上ないことだろう。

まず、90歳まで生きていることが大変だし、

ましてやピアノを人前で弾くのも大変!!そして

それがベートーヴェン最後のソナタを!!なのだから。

ありがとうございますと感謝の言葉しかありませんでした。

本当に神様のような方です。

フランクは教会で聴いているように美しく響き、

シルバーのスーツ姿も神々しく、うっとりの2時間でした。

アンコールも3曲!!

ドビュッシー2曲と最後は自作の曲のようでした。どうしても

聴きたくて、日曜日の横浜での平均律のコンサートも

伺うことにしました。

 

情熱と静謐さ

投稿日:2018-10-11

9月は、2回ほどコンサートに出かけました。

気持ちの良い秋晴れの16日

干野宜大ピアノリサイタルが

石橋メモリアルホールでありました。

はじめにスカルラッティのソナタ

モーツァルトの330と華麗な指捌きで

軽やかでありでも天にまでとどくような

真のピアノの音が会場に響き渡りました。

 

ベートーヴェンの熱情では、一緒に行った

生徒がその迫力にびっくりしてしまったようでした。

後半も情熱のおもむくままピアノに向かう先生は

まさに真の音楽家、描きたくなるようなピアニストだなあと

つくづく思ったのでした。

とても素敵でした。

 

さて対照的なアリス・紗良・オットーさんも聴きました。

 「 night fall」 と銘打って、オットーさんお得意のPPな

世界が繰り広げられました。それはそれは美しく、

繊細で、細い音(スタイルはもちろん!指もほそそう)

でもその細さは良い意味であって、

空中を光のせんのように、音がとんでゆく。

その混じりけのないピンとした音がとても心地よかった。

ラヴェルが素敵でした・・・音どうしがにじみあっていき

Nightfallのイメージにぴったりでした。

今回のプログラムによく似たかんじに組まれた

エレーヌ・グリモーのコンサートに行きますので、

同じタケミツメモリアルですし、超・・楽しみです。

あまりに静謐な空間となるので、いたるところから

ぐうとお腹の音が聞こえてきたのも面白かったですけど・・

 

10月は北川暁子さんのリサイタルが文化会館で。

変奏曲ばかり。またすごいコンサートです。

エロイカ変奏曲、大好きなブラームスのヘンデル変奏曲

難しそうなレーガーのものなど大曲がぞろり。

そしてシャコンヌ!!

心して、勉強してから拝聴したいと思います。

 

第32回発表会終了!

投稿日:2018-05-14

みんな笑顔で発表会を終了いたしました。

喜々こもごも・・・?でした。

はじめてのお子様もなんの物怖じすることなく

落ち着いて堂々と演奏していました。

全体にまだそぅーーっと弾いている生徒が

ほとんどですので、さらにタッチを磨き、気持ちも

もっと開放していければよいですね。

間違えちゃいけない・・・の気持ちが強すぎています。

でもみな真っ白になってしまうのが恐いですから、

仕方ないです・・・

これからはもっと大胆に!!のびやかに弾こう!!


さて来年の合同発表会も日にちが決まりました。

今年と同じ5月6日(月)振替休日 午後1:30開演

となりました。

来年の4月30日に、天皇様の退位があり、

5月1日、新天皇が即位される日となりますと

4/27の土曜日から5/6月曜日の発表会の日まで

GWが10連休になるかもしれません。

練習が十分できますね(笑)  私は、

パレードなど見物に行きたいなあ〜と

思っておりますが・・

発表会もパレードも楽しみにしています。

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