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向山敦子ピアノ教室
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ブログ
ミュシャと草間弥生
投稿日:2017-04-24
雨の金曜日の夜
国立新美術館に行ってまいりました。
金曜日は少し遅くまで開館していて、便利です。
スラブ叙事詩を観たくて、ミュシャ展へ。
ほとんどの絵が縦6m横8mとものすごく大きい!!
連日混雑しているようだが、これなら見上げるように
なるので人が多くても大丈夫そう!!
柔らかな色彩ではあるが人々の表情は生き生きとして
何かをしきりと訴えかけてくるようだ。
激しくむなしく絶望的に描かれている。
対して神々や天にのぼらんとしている魂は平穏に満ちて
神々しい。
パリで描かれたミュシャのポスター画はほんとうによく
目にすると思うが、ミュシャの人生において
本当になすべきことはこの仕事だったのだ。
スラブ民族の誇りを描き切った。
学校帰りのtomoを誘ったら大喜びで返信が・・
ミュシャも観たいけど、隣の草間弥生も是非是非
というので、こちらも鑑賞。両方観るとちょと安くなりますよ。
草間弥生 わが永遠の魂
私は草間さんのことをテレビで見たことはあったが
作品に関しては何も知らずにいたので
会場に入って本当にびっくりしてしまった。
なんとその日の私の服装・・・
めちゃ水玉模様だったのでした・・・私は
なんか変な存在??もしかしてリスペクトしてる?
または勘違いおばさんみたいな?・・・あ〜あ。
まいったまいった。
帰りに大きな黄色の水玉かぼちゃのオブジェの前で
水玉模様のわたし、記念撮影して帰りました。
古代ギリシャ展
投稿日:2016-08-14
8月11日 東京国立博物館 特別展
「古代 ギリシャ」 時空を超えた旅 鑑賞
アテネ国立考古学博物館 はじめギリシャ国内の
博物館より300点以上が集められた大規模な展示会である。
紀元前5000年???新石器時代から中石器時代の彫像
信じられないような美しい形態を保っている。まるみを帯びて
ふくよかな女性像は時空を超えてどこか現代アートのようでもある。
海洋様式の葡萄酒甕 牛頭形リュトン 漁夫のフレスコ画
(リュトンは酒や水の注ぎ口をもつ壺) これらは
紀元前1500年頃の火山噴火によって、崩壊したのかどうか
まだ謎であるクノッソス宮殿を頂点に栄えたクレタ文明(ミノス文明)
の時の発掘品である。火山灰をかぶったのでそれらは、美しい姿を
とどめているといわれている。
イラクリオン博物館から今回これらのミノス文明の出土品が来ているのだ。
素晴らしい!!
クノッソス宮殿に描かれた壁画は色彩豊か活き活きとして自由な画像、
神の使いのイルカもたいへん可愛らしく描かれている。
その後、ミュケナイ、アルカイック、クラシック、古代オリンピック
マケドニアと時代を追って、そして紀元2〜3世紀ローマ時代の
アルテミス像、ニンフ像 ポセイドン像、うつくしいアフロディテ像へと。
個人的に特筆すべきは、タソス考古学博物館より、前2〜1世紀の
「イルカに乗ったアフロディテ像」 である。
入口から入ってすぐのところに展示されていて、
もうここで、しばしの間 鑑賞〜。
エーゲ海最北、タソス島のポセイドン神域から発掘されたもので
イルカの可愛らしさが格別!!
しっぽにつかまっている愛の神エロス(キューピッド)も必死な感じ。
アフロディテはまっすぐ前方を見据えていて、その衣は波打つよう。
大理石の真っ白な像やパルテノン神殿は白さが際立って美しいとされて
いたのだが、もとは極彩色のいろとりどり、輝くばかりであったという。
以前にNHKの大英博物館の特集番組で古代ギリシャの彫刻から
青い色が見つかり、建築物や彫像は、実はカラフルであったことが
わかったというのを観たところだった。しかしイラクリオン博物館には
レプリカであるが、色彩を施したものが展示されているのだから・・
え?という感じだ。
実際、大英博物館では古代ギリシャは「白い文明」を強調すべく、
出土品を真っ白に洗浄してしまったらしい。うわぁ〜ほんとかなぁ。
エルギン・マーブル (パルテノン神殿の壁画群)もだろうか。
「ロンドンの街、そして大英博物館に行ってみたいなぁ〜。」
ん??ギリシャじゃないのかい??
もちろんエーゲ海を望むギリシャの島々にも行ってみた〜い。
文字にしたり、言葉にして言ってみたりすると、
望みが叶ったりすることが今まで多々あったので、
ここに記しておきます。 <(_ _)>
若冲展
投稿日:2016-05-23
伊藤若冲展 その後です。
5/22(日) 意を決して行ってまいりました。
チケットを先日購入していなければ挫けていたかもです。
朝6:44の電車に乗り向かいました。
もっと早く出るつもりでしたが寝坊してしまい・・
炊飯器、洗濯物も途中で、家をでました。Tomoお願い〜と。
上野到着は7時半過ぎでした。行列は東京都美術館をぐるっとし、
東京芸大に渡る信号あたりまででした。
入れたのは10時15分くらい。この時点でおよそ3時間ですので
そんなに早く来なくてよかったなと思いました。
さて 混雑のほどは・・う・・う・・うごけない・・・という感じ。
すべて観ているとこちらの体力が持たないので
今回はお目当ての作品を中心に。
「釈迦三尊像」と「動植綵絵」 すばらしいの一言。微妙な色彩、
写実を超えて幻想的であり、しかも生き生きと迫りくる動物たち。
写実を超えているのは、たぶん我々が見過ごしてしまうであろう動きの
一瞬をとらえているからだと思う。まるで現代の写真の連写の中の一枚を
描きだしているようである。
デフォルメされていて現実にはありえない形であるからだと書いている人も
おられましたが。うーーん。。
1Fの楕円の会場に1時間はいたかなぁ。ねばりました。
近くで遠くで、本当にいつまでも部屋にいたかったけど
あまりに迷惑なので、つぎは2階へ。
「象と鯨図屏風」 「葡萄小禽図襖絵」 などなど。
そのほか、たくさんの素晴らしい極彩色の数々。
雪や梅の花の表現も見事です。
鯨や象は想像で描かれたらしいという話し声が聞こえてきた。
鯨には、いくつものはげしい背びれがとがってついていた。
なんといっても江戸時代ですから・・・
若冲 1716年生まれ。 「生誕300周年記念」な訳です。
釈迦三尊像と動植綵絵は宮内庁三の丸尚蔵館所蔵
この三の丸尚蔵館は、観覧することが可能な美術館であるので
是非行ってみたい。若冲の作品もときどき展示があるようだ。でも
今回のように一堂に会することはないので、どれだけすごい展覧会で
あったか・・・ということになる。
ほんとに観られてしあわせでした。
象鯨図屏風はMIHO MUSEAM所蔵。
葡萄小禽図襖絵は京都鹿苑寺の所蔵。またお目にかかれる時がくるといいな。
是非本物をご覧ください!!
東京都美術館は明日までです。
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