レッスン楽器


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向山敦子ピアノ教室


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内田光子ピアノリサイタル

投稿日:2011-11-06

4日(金)サントリーホールにて

内田光子ピアノリサイタルを聴いた。

颯爽と現れた内田さん、パンツスタイルのステージ衣装が

かっこいい!!

プログラムの初めにモーツァルトの幻想曲ニ短調が追加されたのだが、

これが残念だったというか、良かったというか・・・もちろん演奏は素晴らしい。

練りに練ってあり、音も真の脱力からのピアノの音。透明な雑音のない・・・

しかしここですぐ左後ろから、軽やかなピアノの音がした。エッ?なに?

たぶん録音の赤いポッチが押されずに再生ボタンだけが

入ってしまったのだろう。  や・め・て・ください!!!

もうー最悪  「    憤怒     」     

でもこれが次のシューマンだったらと思うと恐ろしい・・・です。

内田さんも2曲目のシューマンの前でこちらを振り返りー

何か言い出しそうでした。やっと思いとどまって、

「ダヴィッド同盟舞曲集」が始まりました。

こちらもさすがにホッとしましたね。どうなることやらと心配しました。

前にやはり満員のサントリーホールで

キース・ジャレットのソロコンサートの時でした。

咳込む方が少々いらしたら、突如キースは立ち上がりこちらを向いて

「僕はすごい集中力でパフォーマンスしているんだ。君たちは何も

していないだろう?せめて静かにしてくれ!」といって、しばらく座ったまま

じっとしていた。やがて静かにまた弾き始めてくれたが、私たちは怒られて

ちょっときずついたが、その後はおりこうさんにしていた。

本当にあの超満員のサントリーホールが最後までシーーーンとしていたのだ。

やればできるのだ。

でも今からの風邪の季節にはむずかしいかもしれませんね。

内田光子さんも咳払いは多々ありましたが、気になさらずに

演奏していらっしゃるようでした。

ダヴィッド同盟舞曲集は、全然舞曲のようではなく、どちらかというと舞踏を

思わせる。後半に乗ってきて、私の大好きな14番からさきなどは、

夢を見ているようで美しすぎました。

ピアニスト瀬川玄さんもつぶやいていらっしゃいます。

あの内向的なダヴィッド同盟に2千人が熱狂的な拍手喝さいを

送っているこのカルチャーショック!!と。

とにかく素晴らしかった。

瀬川さんは終演後、あまりの演奏の素晴らしさにお礼を言いたくて

楽屋に内田光子さんを訪ねたそうである。

内田さんは、「神様はいるの。今日本当にそれがわかった。」

「この会場で弾けてしあわせ!」と・・・おっしゃったそうだ。

           ーよかったー

 

 

 

 

地震がくる

投稿日:2011-10-09

とうとう私も地震警戒!!なるものを書いてしまう。

書こうかどうしようか迷っていたのですが、あの慎重な

ハリマオ氏がとうとう出していらしたので、やはり近いのか???

という感じです。

地震解析ラボさん、栃木の地震研究者、その他たくさんの方が

警告を発しています。

今月11日あたりから、10月いっぱい十分に警戒してください。

何をしたらよいのだろう???

まず家族間の連絡のとりかたを決める。

携帯の災害伝言サービスの使い方やメールでの確認。3月のときには、

携帯よりEメールの方が届きやすかったですね。

そして何より、太平洋側沿岸部に近付かないように・・といっても

たくさんの方が住んでおられるのだ・・・。心配です。

福島の原発や他の原発の状況をネットでいち早く情報を得る。

風向きマップも参考にして、もしもの時には脱出か、家に籠る。

その際には、換気扇をとめるなど外気をシャットアウトしなくてはならない。

少なくとも一週間は籠る覚悟をする。(食糧、飲料水の準備は大丈夫ですか?)

私は、空間線量が2μsvを超えたら、脱出準備に入るつもりです。

みんな本当に気をつけてください。予知しているのではありませんが、

いつか必ず地震は来るのです。

オペラと映画と人間

投稿日:2011-10-07

オペラ三昧のこの頃・・とはいっても、DVDなのです。

道化師 カヴァレリア・ルスティカーナ フィガロの結婚 カルメン

コシ・ファン・トゥッテ 蝶々夫人 外套 椿姫 トゥーランドット・・・

全幕で3時間くらいかかるものもあるから、大変だ。

トゥーランドットは、初めにバルセロナのリセウ歌劇場のものを

そしてどうしても見たくて、紫禁城ライブを購入した。すごい・・

リューのフリットーリがすばらしい!!

日曜日、上野の奏楽堂で芸大オペラ「コシ・ファン・トゥッテ」を観た。

デスピーナのかわいらしいこと!!どの歌い手も素晴らしい!!

舞台や背景もよく考えられていて、とっても大満足な日でした。

 

珍しくスペイン映画を観ました。

「瞳の奥の秘密」  お薦めです。

人間は、こんなにも生きる意味をずっと考え続けて、文学や美術、音楽など

心と智恵をもつ人間だけが、美しいことを、できることを追求してきた。そして

よりよく生きて次の世代へと生活の環境を整え、医療、福祉を充実させるために

どうしたらよいか、皆がその為に日々一生懸命働いて、少しでもよい社会へと

すすんでいるのだとばかり思っていた。  幻想だった・・いや違う。人々はがんばっていた。

何とかしなくては!このままではいけない。

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