映画館で観たTomoがすごい面白かったというので

早速、「クラウド　アトラス」　観ました。　173分の超大作！

二日間に分けて観たのがよかった。首が痛くなるためだったが

内容が難しいので、前半を観て寝る前に少しお勉強してから

後半を観たので最後は納得できた。

１９世紀から２４世紀の５００年にわたって繰り広げられる

６つの話があっちこっちとぶので初めは大変だった。

輪廻転生、魂の浄化、人は何のために生きているのか・・

が、この映画のテーマだと思うが、自分の人生を振り返ってみても

たくさんの気づきがある。　

家族、出会えた人々、風景、土地、芸術　本　すべてにつながりがあり

今の自分がある。そしてこれからも続いていく。命が途切れても続いている。

人は何のために生きているのか？

家族を思う時、身近にいるとなおさらだが、因果や魂の鍛練を感じずには

いられない。　ささいなおこないも必ずや未来に結びついているのだと。

トム・ハンクスが６役？ほかのキャストも特殊メイクを施し、何役も演じて

いて面白い。最後に種明かしがあるのでお見逃しなく。　　

ベン・ウィショーはいつもおいしい役どころで、今回も(*^^)vです。

天気がよく穏やかなお正月でした。

しかしこの頃はとても寒い日々が続いています。春が待ちどおしい・・

この正月は映画館に通い、家でも毎晩のように上映会でした。

一番の感動作は　なんといっても　「レ・ミゼラブル」　

あのミュージカルの映画化で歌のところも完全に同時撮影だそう。

みんな歌うまいのでびっくりした。ほんとに迫力があった。

ガンバルジャン・・んん・・ジャンバルジャン役の俳優はもともとミュージカルスター

だそうだ。納得である。

最初、肩まで水につかった囚人たちが大きな船を引っ張るシーン

巨大スクリーンにそれが現れた時は、す〜ごいなぁと思った。

やっぱり映画館で観ると迫力が違う！！

まだ上映しているなら是非もう一度観たいと思う。

家では、お正月からほぼ日付が替わる時間帯はオペラのＤＶＤ上映会が続いている。

さすがにそろそろ寝不足と首の痛みが耐えられなくなってきた。

Tomoが勉強のため？に次々とオペラのＤＶＤを買うので、夜の上映会は私たちの

最上の楽しみになっているのだ。　　それにときどき大好きなシャーロックも入ります。

「ＦＯＸと呼ばれた男」を観た。

サイパン島で終戦後も山を下りず抵抗を続け、最後には

軍歌を歌いながら行進し自尊心を失わずしてアメリカ軍に投降させた指揮官

大場　栄　大尉の史実に基づく映画だ。    戦争の悲惨さを経験していないものは

本当の意味でそのすさまじさは理解できないと思うし、日常の平和の中では

過去のことは忘れて過ごしてしまう。　数時間で双方の軍で何千人もの犠牲者が

でる戦い・・その無意味さを描いている。

母の口癖は「戦争は絶対にいけないよ」　食事の後もお茶の時も・・最後は必ず

戦争の話になる。　　とても危うい感じがしているのだろう。

歴史の１ページといってしまえばそれまでだが、あの悲惨な戦争を経て今の

日本があり平和があることをわすれないでいたい。