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今村惇子ピアノ教室


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ロレンツォのオイル

投稿日:2010-10-12

驚きとともに「ロレンツォのオイル」を観た。こんなことが実際あるんだ・・・

もうすでにご覧になった方も多いとは思いますが、私は初めて観ました。

幼い子どもが、ALDという難病(当時は2年以内に死亡していた)にかかってしまう。

その病気と闘う両親、医師、科学者、患者の会それぞれの立場を

ヒューマンドキュメンタリーとして描いている。究極の「あきらめない物語」だ。

ロレンツォは30才まで生きて最後は病気からではなく、

誤燕性肺炎で2008年に亡くなったらしい。残念でならない。

きっと心労がたたったのだろう。母親は2000年に肺がんで亡くなった。

観るのはつらい映画だが、わずかな可能性にかける両親の勇気と

医学を勉強して新薬製造までこぎつけた「あきらめない力」に感動しました。

みなさん! まだの方は是非! ご覧になってください。

最後に登場する決定的なエルカ酸オイルを抽出した化学者は、

本人であるドン・サダビー博士が演じている。

重みがあって、いい味だしてるなーと思っていたので

これまたびっくりである。

ショーンのこと

投稿日:2010-10-10

ショーンが帰ってきた。アメリカから・・

十数年ぶりである。ピアノの生徒だった幼い少年が

立派な青年になり、たくさんの話を私にしてくれた。

高校を出て単身アメリカに渡り、語学を勉強してから

カリフォルニア州立大学(美術専攻)に入り、休学してロスに住んだり

また大学に戻って卒業して〜何と、13年もひとりでいたそうである。

あの子のどこにこんなガッツがあったのかと本当にびっくりしました。

ショーンとは、ニックネームでホントはShoichi。

向こうの人たちが、日本の名前をうまく発音できなかったからだ・・かっこいい・・

今月またアメリカに行ってしまいました。Shoich君のことはいずれまた・・

 

 pft仲間のご家族も9日アメリカへと旅立ちました。

力を合わせて困難を乗り越えてくださるよう祈っています。

いつか、元気なお便りが届くことを願っています。

 

ある小説を読んでいて、ガッツポーズという言葉が、チャンピオンになったときの

ガッツ石松さんの腕を上げるポーズからきていると書いてあって

へーーと思い、自慢気に人に話してしまいました。

みごとに裏切られました・・・。もう少し前からあった和製英語だそう・・

But、ガッツさんが勝ったときにアナウンサーが思わず

「ガッツポーズですッ」と叫んだことで広まったことは確かのようです。 へーー

 

 

音階難解その2

投稿日:2010-10-05

音階についての考察のつづき

バッハのインヴェンションに、推奨するインヴェンションの練習順序があります。

技術的あるいは、構成的に難しいものを後に置く。

音階は人によって弾きやすさが違うとは思うが、先だっての運指を用いて

マスターしやすい順序を考えてみた。まずハ長調をよくさらう。

美しく弾くのはハ長調が本当は一番難しいと思うが・・・。

そして次にハ短調をハ長調と同じ運指で練習する。第3第6音は、

半音下がり黒鍵ですが、ドで左右1のゆびに戻るのでわかりやすいはず。

次にハ短調の旋律短音階下降形(自然的短音階になる)から、そのままの運指で

平行調の変ホ長調を導き出す。

次は完全5度下の変イ長調(3の指からはじめてハ長調と同じ運指) 

次は完全5度下の変ニ長調、変ト長調(黒鍵指使いの法則で)

そして慣れてきた頃にヘ長調を同じ法則で弾く。

ヘ長調は、ハ長調音階のドレミファソのファソから始めてシに♭をつけて弾く感じ。

左手の指使いは、54321432とレで4がきてはいけないだろうか?

変ロ長調の左手だけは、3214321とあがるべきでしょう。

次にシャープ系の長音階をさらい、最後にハノンにあるように

3度ずつ下げて、C:a:F:d:B:g:Es:c:As:f:・・・と辛抱強く仕上げていくのだ。

現在ある生徒が取り組んでいます。結果は、また近いうちに。

 

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