伊藤恭子ピアノ教室
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ブログ
アンサンブル
投稿日:2014-01-31
5週目があったこの3日ほどは短大での授業の他は、予約制の形を取っている大人の方のレッスンや受験生のレッスン、振り替えレッスンを入れているだけだったので,普段よりはまとまった時間を練習に充てることがでかました。 伴奏合わせの時間も取れました。来週は勤めている短大で教員対象の研究会が予定されています。今回私はソプラノの伴奏を1曲と連弾を1曲発表予定です。オペラアリアはマスカーニ作曲の「カヴァレリア・ルスティカーナ」より悲哀のこもったドラマティックなアリア「ママも知る通り」連弾はラヴェル作曲の「亡き王女のためのパヴァーヌ」です。伴奏は相手と呼吸を合わせ、その相手の魅力を最大限に引き立たせることを意識します。オペラ全体の中でのそのアリアの重要性も考えます。連弾は相手のパートも弾ける状態になっておくと,相手の音もよく聴こえますし,音楽全体をより捉えられると思います。そういった点でクラシックの曲は練習にかなりの時間を使います。例えば5分の曲でも練習にはその100倍200倍の時間をかけます。今年は秋にバリトンリサイタルの伴奏も1件受けています。伴奏ピアニストでもある私にとっては練習も又大切な仕事の一つです。
成長を待って。見つめて。
投稿日:2014-01-28
レッスンで多くの親御さんと接していると、子どもが思うように練習してくれないという相談を受けることが割とよくあります。 音楽の楽しさを伝えるというのは本当に難しい。ピアノが弾けるようになりたくてワクワクする気持ちでレッスンをスタートした子ども達。2年後、5年後、10年後にその気持ちを持続したまま保護者の方の声かけがなくても毎日自ら練習できる,そんな子どもははぼいません。 現在ピアノのお仕事をさせてもらっている私。今でこそ毎日ピアノに触れないと落ち着きませんが、幼い頃は母に「練習は?」と声をかけられ仕方なくピアノに向かうこともしばしばでした。 そして我が子に関しては・・・ピアノに関してだけ教育熱心になってしまい子どもが小学校を卒業する頃には「もう辞めたい」と言われてしまいました。上手くなってほしい,できれば芸大に、ピアノの先生の子どもなのだから弾けなきゃ、等無謀な夢の押しつけと希望や見栄もあったと思います。 音楽は楽しさを伝えるというより楽しさを感じてもらうこごが大事だと思うようになりました。誰だって我が子が一番可愛い。それは人間も他の動物達もきっと同じ。どうか他の子と比べないで。小さいときは特に、その子がこの前までできなかったことが今日出来た、理解できなかったことがわかるようになった、ということを共に喜び、う〜んと褒めて音楽の楽しさを感じてくれることが大切だと思います。そして少し難しい階段を上る努力と課題を克服した達成感の積み重ねが上達へと繋がっていくのではないでしょうか。コツコツにまさるものはありません。 ピアノが弾けるって楽しいよ。
今年は ? ? ?
投稿日:2014-01-14
遅ればせながらあけましておめでとうございます。新しい年になりレッスンもほぼひと回りしました。ほとんどの子が『おめでとうございます。』と言いながら教室に入ってきてくれました。それにより気持ち良くレッスンがスタートできましたし、皆の元気なお顔を見ることができたことで、楽しい冬休みを過ごすことができたのだなと安心しました。昨年、私は体調を崩したことでたくさんの気づきを得ることができました。普段当たり前に過ごしている暮らしや仕事、家族や友人との時間といった全てのことが健康の上に成り立っていること、震災で亡くなった方々や被災された方達に比べたら投薬治療をしながら以前と変わらね生活ができることの有難さを感じます。個人が健康で使える時間は有限です。5年後10年後も元気に子ども達と接していられるよう自分自身にも今年からは優しくしようっと思っています。皆様 本年もよろしくお願いいたします。
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