次の朝、「ちりりりりんちりりりりん」「ポチ」「はーあ、もう朝かー。なんか全然眠れなかったような？」「この森おかしいんだよー！だって、なんだか記憶が、失われるというかなんというか。とりあえずおかしい。」でももう、2人だけだけど挨拶しちゃったしー。「まーいっか。とりあえず過ごそう。過ごせば過ごすで慣れるから。」さぁごはんごはん。今日のご飯はチャーハンだ。「いっただっきまーす。」ぼくの一番好きなご飯はチャーハン。今日は7日だからぼくの好きなご飯を作った。なぜかというと7日はラッキーセブンだからだ。「って解説してる場合じゃないや。」ぼくの顔は話しながらもチャーハンの方を向いている。「たーべよったらたーべよ。」ぼくはチャーハンにかじりついた。窓からのぞいていた可愛いすずめが、ぼくの食べているところを見て言った。「いい食べっぷり！」「あぁ私も食べたいよー」「いいよ！ドアを開けるからドアまで来て！」「うん！」すずめは喜んで入ってきた。そのすずめは毎日ぼくの家に来た。だから、もうぼくの相棒になってしまった。