「おやすみなさーい」とすずちゃん。今は9時。すずちゃんはまだ小さいから9時なのだ。「今日は疲れたし、僕たちも寝ましょう！」そう言ったのはもちろん僕。洗い物はもう済んだから言ったのだ。「そうだね、もう寝ようか、それと、べつに敬語じゃなくていいんだよ！」「は、はい、お言葉に甘えて早速ですがありがとう」「ははは」僕にはおじいさんが笑った理由がわからなかった・・・「じゃあ、おやすみなさーい。あっそれよりも部屋を案内しなきゃ」僕は階段を上がって教えた。「ここが遊び部屋、ここが勉強で・・・で、ここが寝る部屋だよ！すずちゃんが寝てるから静かにね！」僕たちはひそひそ言いながら、そっとドアを開けた。「キキッ、トン」このドアは普通に開けたらすんごい音がする、例えば「ギギーギーギッギー」とかね！

「るなちゃん　だいぼうけん」のお話をお姉ちゃんのレッスン中に書いてくれている生徒さん。毎回教室のマスコット犬のルナと目線の高さを合わせてルナの手を取りじーっとしばらく見つめてから執筆に取りかかってくれます。目と目で会話をしている風です。18話は・・・今日のごはんのピザとベーコン巻きと大好きなげんこつパンとジュース。その様々なおかず、あとサラダも作ることにした。僕だけで運ぶつもりだったけれど、すずちゃんがせっかくだからと言って手伝ってくれた。机の上にはごはんが並んだ。僕の家の机は小さいから自分のお皿とおかずが乗ってるお皿しか入らない。「召し上がれ」と僕。「じゃあ早速みんなでいただきまーす」とすずちゃん。そして「いただきまーす」「いただきまーす」「いただきまーす」と3人して言った。みんなごはんを食べながら、いつもの生活のことを話し合った。そんなことをしているうちにごはんが終わった。「それではみんなでごちそうさまでしたー」と言ったのは、何と、おじいさん。えっと思ったけれどみんなと一緒にごちそうさまでしたを言った。「ごちそうさまでしたー」「ごちそうさまでしたー」「ごちそうさまでしたー」えっと思ってちょっと驚いたような感じだったから、いただきまーすと言いそうになった。おじいさんには今日は泊まってもらうことにした。だからもちろんすずちゃんもだ。

夕方散歩をしていたらハート型の雲、ではなく空を発見！可愛いものはこんなに身近なところにも。