「大学を今年度いっぱいで退職されるとお話されてましたので。お疲れ様でした。」・・なんと、大学関係者ではないホームレッスン での生徒さんといつも付き添ってくださるお母様から、こんなに素敵な花束を頂戴してしましました。17年勤めた佐賀女子短期大学子ども学科ですが、今年度、義父のお世話のため１年間休職していました。その義父をみおくったので来月から復職するつもりでしたが、高齢の親３人を抱えています。つい最近も体調に変化があり急に入院することもりました。今は３人共落ち着いていますが、介護が必要でない今だからこそ、共に過ごし楽しめることもあります。悩みに悩んだ結果、短大は今年度で退職いたしました。大学の先生方やいつも元気溢れる学生さん達に会えなくなることは寂しくもありますが、教室の可愛い生徒さん達に変わらず愛情を注いでいきたいです。直接は影響のない教室生の方に労って頂き有難く、私は幸せ者です。

長い休校と教室休室でした。久しぶりにレッスン に来てくれた中学生の女の子が「休みの間に作ったのでどうぞ」とプレゼントをくれました。カラフルでちょうど手の平に収まる可愛いおにぎりのようなサイズ感の石鹸。たくさん作った中から、先生にもあげようっと、思い出してくれたことが嬉しいです。保湿剤入りアルコールが貴重なので、しょっちゅう手洗いをしては保湿クリームを塗る私の今の生活にピッタリ！ありがとう！

休室していた教室をほぼ1ヶ月ぶりに本日から再開しました。久しぶりに会う水曜日の子ども達は皆ちょっぴり大人っぽくなったような印象を受けました。長いレッスン お休みだったにも関わらず、どの子もピアノから遠ざかってはおらず、楽しみながらピアノを弾いて、きちんと生活できていたことを感じることができました。中には見違えるほど音が美しくなっていた子もいました。高校受験のため１月中旬からお休みに入っていた子は全くブランクを感じさせない演奏。聞けば気分転換に毎日弾いていたとのことでした。音楽は生活に絶対必要なものではないかもしれません。又その時々の自分を取り巻く状況によっては音楽の優先順位が低くなるときもあると思います。ですが音楽があることで気持ちが安らいだり、場が和んだり、自分自身が幸せな気分を感じられたりするものではないでしょうか。コロナウイルスが不安な今ではありますが、できる限りの感染防止対策を取りつつ教室生の皆さんをお迎えしたいと思います。