レッスン楽器


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伊藤恭子ピアノ教室


ブログ

仲間と一緒の姿を見て

投稿日:2016-03-16

佐賀北高校の芸術コースに進学したかつての教室生に招待を受け、13日の日曜日に佐賀市文化会館で開かれた佐賀北高校吹奏楽部定期演奏会に行ってきました。ピアノ科に進学できそうなほどピアノが弾ける彼女は管楽器のメンバーとして演奏しつつ、曲の一部で移動してピアノも弾いていました。現代曲の印象的なモチーフがピアノから流れてきた瞬間、その美しい音と豊かな音楽性に頭を打ち砕かれるような感覚を覚えました。教室を卒業してからもお付き合いが続くのは有難く嬉しいことです。日々優秀な先生方のご指導を受け多くの仲間と切磋琢磨しながら成長している彼女を、これからも影ながら応援したいと思っています。

可愛くてかっこいい

投稿日:2016-03-02

レッスンのときには見ることのない凛々しい後姿の男の子がビデオの中にいました。小学校の学内合唱コンクールで指揮者をした教室生の男の子です。保護者様が見せてくださったビデオを覗き込むと、右手で大きく拍子を取りながら時折、盛り上げていきたいフレーズの始まりでは左手も使い両手を下から上に大きく上げる男の子の姿がありました。歌うクラスメートの気持ちを一斉に乗せ高める感じです。指揮者のかかとも一緒に上がり背伸びをするかのようなその姿が何とも可愛く見入ってしまいました。歌うクラスメートと指揮者の一体感を感じられる素敵な合唱でした。学年1位だったのね。おめでとう!

好きな勉強を続けられる幸せ

投稿日:2016-02-24

先週、勤務している短大の子ども学科、音楽の教員により学内で研究会が開かれました。私はソプラノ独唱のピアノ伴奏をしました。曲目はプッチーニ作曲のオペラ「 ラ  ボエーム」より"さようなら" です。「蝶々夫人」「トスカ」と並ぶプッチーニの傑作です。結核を患い自分の命が長くないことを悟ったミミが恋人に別れを告げるアリアです。オペラアリアはオーケストラが担う伴奏をピアノで弾くのでオーケストラの音色をイメージしながら演奏するよう気をつけています。語るように始まる冒頭の歌い出しから最後のクライマックスまで歌い手の方をより引き立てられるよう音量を調節し、相手の息づかいを感じることが大事だと思います。又もし、合わせのときと微妙に間や声を伸ばす長さに違いが起きても対応できるように集中します。ピアニストは一人で演奏する機会が多いものですが、伴奏は自分以外の演奏者の音楽性との出会いがあります。勉強になるのはもちろんですが、オペラアリアでも歌曲でも唱歌やポップスでも、声楽でも器楽でもアンサンブルをすることはとても楽しいですね。

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