レッスン楽器


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伊藤恭子ピアノ教室


ブログ

娘と孫のような

投稿日:2015-12-28

私が彼女のレッスンをしていた頃、小学生だった少女は大人になり今は小学生と年少さんのお子様を持つお母様になっています。30年近く前、活水を出て地元の佐賀に帰り初めて持った生徒さんが先週、上のお子様を連れ遊びに来てくれました。彼女の結婚式に私は娘を連れ出席していますし、交流は続いていたものの、お子様も一緒にゆっくりと話をして過ごしたのは初めてでした。ピアノがとても上手なお子様で会う度に上達しています。大好きなピアノの話、ピアノを始めた小学1年生から現在も教えて頂いている大好きなピアノの先生の話、将来の夢、学校での出来事、ゲームの話、おじいちゃんおばあちゃんの話などたくさんのお話を聞かせてくれました。ご両親にのびのびと育ててもらっていることがわかる素直で可愛いお嬢さんです。10代の今の瑞々しい感性を大切に多くの人と関わって、自分が進む方向が自然と見えてくるといいね、と思っています。お二人にとって音楽がこれからも常に傍にありますように。

美しいハンドベルの音

投稿日:2015-12-22

12月18日に年内最後のホスピス訪問をしました。今回は母と母の同級生と私の3人で。3人合わせて200歳超えです。今回は中学生21人のグループが総合学習として来ていたので、彼らと時間を半分ずつに分けた形となりました。こちらは声楽2人の伴奏を私が行い「夢路より」「歌の翼」「犬のおまわりさん」「シクラメンのかほり」そして患者さんやスタッフの皆さまも一緒に「ふるさと」を歌いました。「ふるさと」はもちろんですが、「犬のおまわりさん」も多くの方がご存知で口ずさんでくださいました。やはり幼少の頃に歌った童謡や唱歌はなんとなく歌える方も多くて場の空気も一気に和む感じです。交代した中学生達は「島唄」の合唱。そして「世界で一つだけの花」やクリスマスソングをハンドベルで演奏してくれました。中学生達の優しい気持ちが一つにまとまったハンドベルの音でした。今年は3回ホスピスを訪れることができました。これからも不定期に、でも定期的に演奏ボランティアを続けていきたいと思います。

家族ですから

投稿日:2015-11-16

レッスンをしているとその生徒さんの弟くんであったり妹ちゃんであったりが一緒についてきてくれることがよくあります。その場合は大抵まだ赤ちゃんか、よちよち歩きだす頃でお母様と一緒です。言葉もまだ出るか出ないかくらいの可愛い子です。レッスン前に「可愛いねえ おりこうさんねえ」とあやしたとしてもその後30分は続くレッスンの間ずっとおとなしくしてくれるとは限りません。喉も乾けばお腹も空きます。ママの抱っこは大好きだけど、私は(僕は)今は自由に動きたいの!離して!というときもあります。そんなときお母様は大変です。我が子のレッスンの邪魔にならないように、レッスンが中断しないように上手に赤ちゃんをあやしたりときにはおっぱいを飲ませたりしてくれています。それでもダメて泣くときもあれば狭いレッスン室の探検が始まったりもします。出張レッスンの場合も同じです。長女の子がレッスンしていて次女の子が何かの拍子で泣きながら怒りだすと3女の子も泣き出してしまったり。それは結構な音量でお母様はレッスンを受けている長女のお子様や私に「ごめんね」と謝られることも多いですが、私も泣いている子達に時おり声をかけながらレッスンを続けます。子どもが元気なのは何より喜ばしいことです。子育てに手がかかるからこそ出張レッスンにして頂いているわけですし、教室にお連れ頂いている場合も赤ちゃんを連れて遠くからでもわざわざ来てくださっているということです。一緒だからこそ下のお子様もレッスン中ときには自分からリズムをとって身体を動かしたり、自然と一緒に歌ったりという微笑ましい環境でもあると思うのです。兄弟姉妹仲良くそしてたくましく育ってくださいね。

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