レッスン楽器


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伊藤恭子ピアノ教室


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背が伸びたと感じる季節

投稿日:2015-08-25

 佐賀はまだまだ暑いです。とはいえお盆前の猛暑は一段落して,痛いと感じる日差しの強さは少々和らいだように感じます。教室ではお盆休みが終わりレッスンが再開されました。小麦色に日焼けした教室生達が「海に行った!」「従兄弟の所に泊まりに行った!来週は長崎に行くよ」他にもディズニーシーや,中には海外旅行をした子もいて,皆口々に楽しかった夏休みの想い出を話してくれました。ある小学生の男の子はお父さんと家の近所でザリガニ採りをしたことを話してくれました。その日の彼の収穫は普通のエビが1匹と日本ザリガニとアメリカザリガニが2匹ずつ。黒い色が日本ザリガニでアメリカザリガニは赤いことなどを教えてくれました。そして「捕まえた川にあった水草とザリガニを一緒に入れ物に入れてるけれど,今日はこの後、水槽と砂をお父さんと買いに行く!」とワクワクした顔で話してくれました。みんな!楽しい話をたくさん聞かせてくれてありがとう。みんながお父さんやお母さん、おじいちゃん、おばあちゃん,伯父さん伯母さんといったご家族様からの愛情をたくさん注いでもらい幸せに育ってくれていることが私もとても嬉しいよ。夏休みは身長が伸びたと感じる子が多いですが、普段とは違う経験に心の背丈もきっと伸びていることと思います。

夏の思い出

投稿日:2015-08-20

お盆休み、皆様いかがお過ごしになりましたか?ご旅行された方、帰省された方、中にはお盆休みはなく普段通りお仕事された方もいらっしゃると思います。  我が家はこのお休みに、5月に入籍した娘のお婿さんや、ご家族様達と過ごさせて頂きました。 皆様温かな方達です。 旦那様にもあちらのご家族様にも娘が大切にしてもらっていることを感じました。 結婚とは何でしょう。 ご縁ものですし、タイミングもあるでしょう。けれど、何より本人が選び取っていく人生です。一度しかない人生。二人で力を合わせ、思う存分楽しいものにしてほしい。  ヒナも娘も巣立ち、ちょっぴり淋しい気持ちもありますが、これまで通り、これからも教室の可愛いかわいい子ども達の成長を見続けていきたいと思います。

大空へ

投稿日:2015-07-25

スズメの成長は早く丸裸で保護してから12日目の昨日は放して遊ばせていた廊下で,結構高く結構長く飛んでいました。近寄ると旋回もして「ピーちゃん」と呼んでも飛んでいきます。手を差し伸べるとしぶしぶ乗ってくるという感じで又すぐに外の明るさが感じられるガラス窓の側に行きたがります。週間天気予報を見ながら来週一度外に出してみようかな?と思っていた私ですが、ガラス窓越しに外に向かってしきりに羽をばたつかせていたピーちゃんのここ二三日の様子を見て、ひょっとしたら今はチャンスなのかも?と感じたのです。昨日,朝から二回目の餌やりを終えたときに,テラスに繋がる掃き出し窓の網戸を開けてみました。ちょんちょんちょんとウッドデッキを歩いていきます。植え込みのレンガに乗り目隠しのウッドにも飛び乗りました。そこから一気にカーポートの屋根へ。私は玄関から外に出てプランターの花がら摘みをしつつ見ているとまだじっとしています。飛べるようになったとはいえまだ早かったかな?と思い,こちらを向いているピーちゃんに「ピーちゃん ピーちゃん 帰る?」と近づくとバサバサーっと翼を広げ飛んでいき,すぐに見失ってしまいました。このあっけらかんとした巣立ちは今年5月にサッと結婚した娘のようでした。昨日の夕方も今朝も戻っては来ませんでした。昨日の巣立ちから2時間後カーポートでチュンチュン騒いでいた8羽のスズメの群れがいて反対側からピーちゃんとおぼしきチューンチューンお腹が空いた〜と鳴く声がしていました。この群れに入れてもらえたのかもしれません。外に出した時期が適切だったかどうかはわかりませんが、人も動物も自立には個体差があるのだと思います。大切な学びの時期に人の手で育てられ、自然の中では全てに苦労するかもしれませんが,瀕死のときに猫やヘビより先に人に見つけられた強運の持ち主です。もっというなら固い玄関に落ちていてもすくすくと成長したということは神経にダメージがいくような頭の打ち方はしていないということです。プランターの植物の上に最初落ちてクッションとなったのかもしれません。十分な内容ではない餌でも育った生命力、親鳥に教えられなくとも自分だけで大空へ飛び立った勇気がありました。きっと生き抜いてくれると思います。というか願うばかりです。

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