レッスン楽器


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伊藤恭子ピアノ教室


ブログ

卒業生2人

投稿日:2019-10-10

先週はたまたま二日続けて教室卒業生の演奏を聴く機会がありました。土曜の夜は浪漫座で、日曜の夜はRAG-Gで。浪漫座では卒業生のピアノ演奏と大学の先輩に当たる方の声楽の演奏も聴くことができました。美味しい紅茶とお菓子と共に静かに耳を傾けるクラシック音楽は心地よく贅沢な時間でした。翌日のライヴハウスでは7人によるユーミンコピーのバンド演奏。26歳になった卒業生の子はキーボードと時々ギターを担当していました。10年ぶりの再会でした。大人になった見た目、けれど話すと高校生の頃と変わらない印象で、なんだか嬉しかった。私より少し年上のボーカルの女性に「誰よりも一番ニコニコして聴いてくれてましたね。」と言われてしましました。そうなんです。だってすごく楽しかったから。どちらの卒業生もお母様と仲良くさせていただいています。それもまた有難いことだと感じます。

同じじゃないから素敵

投稿日:2019-10-09

短いフレーズをたどたどしく、でもそれが可愛いピアノ初心者の小さなお子様。そして、曲の題名から想像して一緒に歌詞をつけて歌いながら弾いたり、リズムの違いを身体を動かして感じてみたり。やがては利き手で(たいていの場合は右手)メロデイを弾くように反対の手でもメロデイを歌わせながら弾いたり、レガートな伴奏に対してメロディは快活なスタカートという真逆な動きを行ったりができるようになります。唸るような音で低音部を演奏できたり、雲の合間から柔らかな光が差し込むような音色で高音部を演奏できたりもします。同じ曲であっても、感じる音楽、表現したい音色は弾き手によって違います。小さな子どもでも大人の方でも、相手の個性を大事にレッスンしたいと日々思っています。

今年もこの季節が

投稿日:2019-09-21

各校、11月1日に揃っています・・・今年も中学校の合唱コンクールがやってきました。教室生の中にも数人がピアノ伴奏者となり練習に励んでいます。中にはピアノも弾けるけれど念願の指揮者の座を射とめた子もいます。ほとんどの子が夏休みに入る頃に譜面をもらって夏休み明けにはある程度弾けている状態を目指してレッスン &練習を重ねてきました。今回は全員が伴奏経験者ということもありますが、仕上げまでの限られた時間というものを感覚的に捉えることができています。新学期にスムーズにクラスメイト達の合唱と合わせられるように夏休みの間、部活動や、塾の夏期講習、声楽のコンクール参加の合間を縫ってよく練習してくれたと思います。昨年までと比べて全員、譜読みのスピードも上がっていましたし、合唱の伴奏として左手部分の大事さや曲全体の音量も自分で考えられるようになっていました。曲の激しい部分、それと対照的な流れるような美しい部分、どちらもうまく力を抜きながら、メリハリのある、引き込まれるような演奏になりつつあります。自ら望み取り組むことができるようになると一気に成長する子どもたちに感動をもらっています。

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