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ピアノ教室コンセール・イグレック♪


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初めてのレコーディング

投稿日:2025-12-04

初めてのレコーディング、無事終了しました。

 

「徹子の部屋」でピアニストのゲストの方が来ると使われていますので皆さまご存知のかたもいらっしゃると思います、タカギクラヴィア所有の1912年製ヴィンテージニューヨークスタイウェイを使って、かながわアートホールで2日間にわたり行われました。

 

濃密な2日間を振返り、毎日のグダグダを反省。魂の籠もった素晴らしい楽器は自分の業を抜けた音楽の尊さを教えてくれたし、分刻みのテイクでは一音から一音へのこだわりの極みが要求される高みの勉強になりました。明日からの自分、練習の質は変わると思います。

録音エンジニアの酒井 崇裕氏、ピアノプロデューサーの高木 裕氏、ほんとうに素晴らしい時間をありがとうございました。

         (2025.10.30記) 

 

テクニック・アナリーゼを学ぶピアノテクニック講座を終えて

投稿日:2025-10-06

 【ピアノテクニック・アナリーゼを学ぶピアニシモの会勉強会】、今年2月、6月、10月と3回にわたって講座をもたせていただきました。

 

アナリーゼにも色々ありますが、譜例を見てピアノテクニックの分析ができれば、譜読み力はアップ、効果的な練習法もすぐに見つかり、練習が楽しくなる。

 

今回のポイントは、ショパン言うところの蝿の羽根タッチと手首のしなやかさ攻略法。ロマン派の時代のピアノという楽器の変遷と共に変化したピアノテクニックについても触れました。

 

受講生からの質問コーナーを兼ねたワンポイントレッスン時間では、その2つがどのように大切でどのように発展させられるか、どのように応用して考えていけるのか、というサジェッションに繋がったならば幸いです。

 

ラスト30分間は小学5年生の受講者生徒さんの公開レッスン。ギロックのワルツエチュードが、手首の水平の動きで短時間のあいだに軽やかになり、また左手練習に気をつけたいちょっとした注意点もすぐにのみ込んで、演奏が変化しました。本人も自信を持った笑顔で結ぶことができ、とてもよかったです。

 

【ピアニシモの会】発案から、会場の提供、いつも細かなご配慮でお世話になっておりますピティナ新名古屋支部長渡辺先生、お忙しい中お集まりいただきました講座にご参加の先生方、ピアノ学習者の方々、ありがとうございました。

 

  

アンドレイ・ググニン・プレコンサートを終えて

投稿日:2025-09-12

アンドレイ・ググニンAndrey Gugninピアノリサイタル・プレコンサート【サロンdeキンコンカン 】、ショパンエチュード4曲完奏、楽しく終えました。

 

台風の影響による新幹線の遅延でググニンの名古屋入りは大幅に遅れ、前日リハーサルはググニンなし。

ホールで通してみて10日ほど前の自主リハとはまた打って変わっている自分に気づきましたが、本番日は午前中の短いウォーミングアップだけでこれだけのプログラムって、あれれ、大丈夫〜?と、はたと気づく私。

 

まぁそんなところが私ですが、いずれにしてもこの歳でショパンエチュード4曲、エオリアンハープ、黒鍵、ウロング ノート、木枯らしを、自分のリサイタル内ならともかく短いジョイントコンサートで弾くというのはかなりのチャレンジング。けどエチュードはもう1曲を加え、もちろんノクターンや即興曲も入れて、来月のレコーディングのために練習中のプログラム。

 

この機に皆さまに聴いていただき、これまで私のピアノを聴きに来てくださったたくさんの方々に「渡伊以降、めちゃくちゃ変わった!」とお声がけいただけたこと、とても嬉しかったし、ジ〜ンと励みになったひと時でした。

 

 

昨日はそんなわけでピアノを触っていないググニンのGPから本番へのプロセスを聴くのもたいへん勉強になりましたし、いつも自分の演奏が終わると次にやれることは何だろう?と頭フル回転で考える私にとっては、ググニンの卓越した感性と技の融合を目の前にして、たくさんのヒントをもらいました。終演後の食事会ではググニンから直々に、弾けたうえでの厳しいアドバイスをいただき、次なる課題がはっきりしました。

 

また当日の調律は反響板やカーテンを入れることで響きがまろやかになり、前日もよかったのですがそこからまたグンと変わって、格別に上質な音色でした。朝の短い時間になんと集中したお仕事であったかと思うと、坂井原さん、お見事!食事会でもいろいろと示唆に富むお話ができ、有意義な時間でした。

 

最初主催者側としては、音楽科の高校生や音大生を対象に出演者が集まるのを希望していたようでしたが、今回のように素晴らしい実力派のピアニストから生きた学びを享受できる喜びは何ものにも代えがたく、財産になります。MCS Young Artists には感謝の思いでいっぱいです。

そして世界へ向けて音楽を目指す若き人たちこそ、こういったまたとない素晴らしいチャンスをつかみ取っていく必要があるのではないでしょうか。

 

皆さまの音楽への熱き思いを受け、ますます気もちをあらたにできた時間。

翌日は京都から来てくれた友人と、多治見モザイクタイルミュージアムへ。

気もちもリフレッシュ。これからも皆様の心に通じる演奏をお届けできるように、がんばります!

 

https://www.facebook.com/share/r/1BND3uBevw/ (当日朝リハ)

 

https://www.facebook.com/share/r/1SCh47MJ3m/ (本番)

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