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ピアノ教室コンセール・イグレック♪


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生徒たちの笑顔に接して

投稿日:2018-02-04

今週末は、ピティナ新名古屋支部主催<室内楽ステップ>が開かれ、土曜日はアドバイスレッスン、日曜日は本番発表の日でした。

今回は、先の門下生コンサートでゲスト演奏していただいた水村浩司先生交えてのトリオに3名とバイオリンデュオに3名の計6名の生徒たちが参加しました。そしてこの付添いから家に戻ると、嬉しい知らせが届きました。

別会場で「ヤマハジュニアピアノコンクール出場者選考会」C部門に参加した小5生徒が、優秀賞で通過!

この生徒、先の月曜日にドッチボールで怪我をして剥離骨折と微妙な診断結果を言われ、失意のどん底(?)に!・・・しかし後日別の病院で骨折ではないことがわかり、バタバタどぎまぎの時間を経て、ここにこうして努力が報われました。精神的にも強くなったよね。素晴らしい! 心からおめでとう!

 

きょうの室内楽ステップ本番発表には立ち会えませんでしたがさっそくビデオを送ってきてくれた生徒さんもいて、12月に門下生コンサートを終えたばかりなのに、素敵な演奏をつくり上げていてとても嬉しく思いました。

この室内楽ステップでは、演奏してくださるバイオリン、チェロの先生方のとても優れた的を得た素晴らしいレッスンがついていますので、私は下地を作ることだけに徹します。テンポを整えることと、相手のパートの音をいっしょに歌い、私がメロディを他の楽器で弾いたり、歌ったりして合奏し、相手の音を聴くゆとりを持たせる、この2点だけです。

アドバイスレッスンでは初めて参加の生徒ももう何回めかの生徒たちも、短い時間内にとてもよく集中して、共演する先生方の音を聴き、その音楽をとらえて、すっかり演奏のグレードが変わっていました。ベテラン組はフレージングや呼吸感までが入り込んで、素敵な音楽に様変わりです。こうした経験は、経験した者にしかわからない、飛び切り上質の体験となりますし、ピティナ新名古屋支部のこの若いピアニストたちへの試みはほんとうに有り難い、素晴らしい活動だと思っています。

 

希望者のコンクール参加といい、こうした素敵な音楽活動参加に際し、「演奏発表」というものを厳しくみつめる私は、その都度その都度、機会を大切にし、生徒たちに今必要なことを精いっぱい真剣にレッスンで伝えます。しかし、それらを消化し、成長するのは生徒自身。そうした生徒たちのワンシーン、ワンシーンに接するひとときは、最上の幸せです。

 

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