ピアノ教室コンセール・イグレック♪
- 連絡するページへ
- この先生に連絡する
ブログ
最近のこと
投稿日:2009-06-26
GWからエッセイをサボっていました。
梅雨入りからどうにか晴れ間が続いていましたが、ようやく晴れの日が少なくなりそうですね。お元気でおすごしですか?
5月10日に、天白文化小劇場で門下生の発表会がありました。
今回は昨年12月のX’masコンサートもありましたし、その後の生徒たちのお正月気分期間というのもあり、ちいさい生徒など3月に入ってから曲の決まった生徒もいましたし、社会人生たちも今年に入ってから曲を念入りに始めた生徒がほとんどで、結構気をもみました。
それに発表会がGW明けということでこちらも配慮し、社会人以外のレッスンは4月末までにしてGW中にみな集まっての「試演会」を2回組み入れました。もちろんGW中で遊びたい子は試演会なしで臨んだ子もいて、そこは当人次第。これは先生の立場としてはある種の賭け?でもありましたが、この案は見事に功を奏して、みな自主性をもってまとめあげ、今回の発表会はとてもあるがままの、生徒ひとりひとりの素直なこころを映し出したいい演奏でした。私は開演前いつになく緊張していましたが、終演後はほんとに生徒ひとりひとりに「ありがとう。
」という気もちでいっぱいでした。あるがままを奏でる、って美しい。感動しました。
その後も他の発表の場やコンクールのために勉強する生徒たちがいてレッスンはふだんと変わらず続いていて休みも取れないままずっと来ましたが、こないだ梅雨の晴れ間に新穂高の見えるわさび平を歩くハイキングコースに行ってきました。久しぶりのハイキングで、リュックの中に昨春3月に行った梅林ハイキングのチケットを見つけて1年半ぶりなんだぁ、と思いました。風も心地よく、おいしい空気をいっぱいに吸って、夏の予感を感じました。やっぱり自然を感じて歩く、ってきもちいい。
今年に入ってからコンサートのために、というのでなく、自分に向き合うピアノの時間が続いています。昨年から身体がずいぶんかたまっていたので、スポーツクラブで足芯ヨガ、メディテーションヨガ、アロマリラックス、自力整体などのリラックス系プログラムを続け、このごろだいぶからだの芯がつかめてきたので、スロージョギングやエアロビに移行して時間もだいぶ短縮されてきました。ふぅ!そうして身体の動きを見つめてピアノを弾くことをとらえ直していくと、呼吸との兼ねあいの大切さを深く感じます。こなだい野平一郎氏のピアノコンサートを聴きましたが、fの音を出し切る時、息を吐き切っているのを聴きました。そのことを終演後のパーティでお話してみると、ご本人は案の定まったくその意識はありません。やれる方には意識しなくても自然にやれていることなんですけれど、呼吸の大切さはフランスに勉強に行ったときに痛烈に感じて帰ってきました。でもなかなか腹式呼吸は難しい。……ヨガではとても緩やかな動作の最後が息を吐き切るか時と合致していることが大切なんです。その点、ピアノも似ています。知人の名フィルオーボエ奏者の山本直人氏も、息を吸うより吐き切るのがむずかしいのだ、と言います。むずかしさはどの楽器にもつきまとうものです。管楽器は息を扱うのだから呼吸法は当然としても、ピアノでそれを意識するのはたいへんむずかしいですが、私は今そのあたりを考えています。より自然に歌のようにレガートな音を奏でたい、と思っています。またこういったことは、今NHKで放映されている「スーパーピアノレッスン」のピレシュのレッスンに通じる音楽美学ではないか、と私は思います。ピアノを弾くにはいろいろな側面がありますが、楽器を扱う以上身体(=動作)とこころ(=息)の兼ねあいを見過ごすわけにはゆきません。それがフレーズ感覚にだいじなエッセンスとなってゆくでしょう。
だいぶ湿度が高くなり、街では冷房が入るようになりました。地下鉄はいいのだけれど、市バスの冷房はいつもきついな、と思います。家では除湿機とクーラーを両用して快適さを保っています。
気温差のある季節、皆さまお身体たいせつに。
最近の記事
アーカイブ
- 2024年09月(2)
- 2024年08月(2)
- 2024年07月(1)
- 2024年06月(1)
- 2024年05月(2)
- 2024年04月(2)
- 2024年03月(2)
- 2023年11月(1)
- 2023年09月(1)
- 2023年08月(2)
- 2023年07月(1)
- 2023年05月(1)
- 2023年04月(2)
- 2023年02月(1)
- 2022年12月(2)
- 2022年11月(1)
- 2022年10月(1)
- 2022年09月(1)
- 2022年08月(2)
- 2022年07月(1)
- 2022年05月(4)
- 2022年04月(4)
- 2022年03月(1)
- 2022年01月(1)
- 2021年11月(1)
- 2021年10月(1)
- 2021年09月(1)
- 2021年05月(1)
- 2021年04月(1)
- 2021年03月(1)
- 2021年02月(1)
- 2021年01月(2)
- 2020年11月(1)
- 2020年10月(1)
- 2020年09月(1)
- 2020年08月(1)
- 2020年07月(1)
- 2020年03月(1)
- 2020年02月(1)
- 2020年01月(1)
- 2019年06月(2)
- 2019年05月(2)
- 2019年04月(1)
- 2019年02月(1)
- 2019年01月(1)
- 2018年11月(1)
- 2018年10月(1)
- 2018年08月(1)
- 2018年05月(1)
- 2018年02月(1)
- 2018年01月(1)
- 2017年10月(1)
- 2017年08月(2)
- 2017年07月(2)
- 2017年06月(3)
- 2017年04月(3)
- 2017年01月(1)
- 2016年12月(1)
- 2016年10月(1)
- 2016年08月(2)
- 2016年06月(1)
- 2016年04月(1)
- 2016年03月(2)
- 2016年02月(1)
- 2015年12月(1)
- 2015年11月(1)
- 2015年10月(1)
- 2015年09月(1)
- 2015年08月(1)
- 2015年07月(1)
- 2015年06月(1)
- 2015年05月(1)
- 2015年04月(2)
- 2015年03月(1)
- 2015年02月(1)
- 2015年01月(1)
- 2014年12月(3)
- 2014年11月(2)
- 2014年10月(2)
- 2014年09月(2)
- 2014年07月(1)
- 2014年06月(1)
- 2014年05月(4)
- 2014年04月(1)
- 2014年03月(2)
- 2014年02月(1)
- 2013年12月(5)
- 2013年11月(1)
- 2013年10月(1)
- 2013年09月(2)
- 2013年08月(1)
- 2013年07月(1)
- 2013年06月(1)
- 2013年04月(1)
- 2013年03月(1)
- 2013年02月(1)
- 2013年01月(1)
- 2012年12月(2)
- 2012年11月(1)
- 2012年10月(3)
- 2012年09月(3)
- 2012年08月(1)
- 2012年07月(2)
- 2012年06月(2)
- 2012年05月(1)
- 2012年04月(3)
- 2012年03月(1)
- 2012年02月(2)
- 2011年12月(1)
- 2011年11月(1)
- 2011年10月(4)
- 2011年09月(1)
- 2011年08月(1)
- 2011年07月(3)
- 2011年06月(1)
- 2011年05月(5)
- 2011年04月(2)
- 2011年03月(5)
- 2011年02月(1)
- 2011年01月(4)
- 2010年12月(3)
- 2010年11月(1)
- 2010年10月(2)
- 2010年09月(1)
- 2010年07月(3)
- 2010年06月(5)
- 2010年05月(5)
- 2010年04月(3)
- 2010年02月(1)
- 2010年01月(1)
- 2009年12月(2)
- 2009年11月(1)
- 2009年10月(1)
- 2009年09月(1)
- 2009年08月(1)
- 2009年06月(1)