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ピアノ教室コンセール・イグレック♪


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たじみ中之郷音楽祭ガラコンサートを終えました

投稿日:2025-08-12

8月10日、「たじみ中之郷音楽祭2025ガラコンサート」での演奏が終わりました。

 

4月末イタリアでの Costantino Mastroprimianoマストロプリミアーノ先生のマスタークラス+ショパンが使っていたプレイエルでのコンサート出演、7月福知山での Janne Mertanenヤンネ・メルタネン先生とのジョイントコンサートでの先生からのアドバイス、7月末からのイタリアで学んだ記譜法の復習と読込み、ピアノプロデューサーの方からペダリングについての目から鱗の知識も賜り、まさにいろんなところからいろんなことが相まって、今月に入ってからの自分の変化が毎日スゴすぎて、でもその変化が自分の表現におちつくまでにはまだ日にちがかかると思ってましたが、昨日は聴きに駆けつけてくださったオルガニスト吉田 文さんはじめ、これまで何度となく私の演奏を聴いてくれている友人たちに、この変化を感じとってもらえて、すごく嬉しかったです。

 

文さんには終演後のハグに加えて、こんなメッセージまで。「ゆかさんの中の進化、本当にすごいですね!昨日は本当にびっくりしました。美しく透る倍音が後ろの席まできれいに届きました。ショパンのニュアンスも、とてもしなやかで、音楽が生き生きしていました。聴きにお伺いできて、良かったです!」

 

また中日ピアノグレードテストにいつも審査にお招きくださっている実行委員長の先生はじめ、この音楽祭実行委員長堀江博行氏の奥さまからもとても素敵な感想をいただき嬉しかったです。

共演者の皆さまはとてもオープンマインドで楽屋トークも楽しく、開会後は楽屋待ちすることなく全員のピアノ、チェロ、フルート、ソプラノの演奏を聴かせていただきました。

音楽祭を担っている実行委員の皆さま方、会場にお集まりの方々の音楽愛が存分に伝わってくる空気感のなかで、私も自然体で演奏することができたと思います。

https://www.facebook.com/share/r/19iFiQagSB/

 

今朝は平常通りの朝練+レッスン。

昨日は皆さまに楽しんではいただけたけど自分としては不足なところもあり、録音を聴きながらそこを詰めていったら、またまた新たな発見が!

 

私は20世紀のピアニストたちの演奏がもとより好きですし、2018年に初めてショパン国際ピリオド楽器コンクールを聴きに行ってその演奏法とソノリテの違いに大きくショックを受けたのですが、その後そのコンクールで第2位となった川口 成彦氏の音のレゾナンスに魅せられてフォルテピアノを勉強するようになりましたが、そのレゾナンスが導き出される基にある、アゴーギクと記譜法についてのショパンのこだわりが?がって、あぁ川口先生のあの響きも、レッスン時のあの言葉も、耳に残っているトマシュ・リッテルTomasz Ritterのあのフレーズも、Mastroprimiano先生のあの音の世界も「あぁ〜!」とガテンがいってしまったのでした。

 

右手と左手が自由に解き放たれて、また両者が溶け合うほどに融合する音世界。20世紀の名演奏家が繰り広げる音世界の摩訶不思議の謎が解けた、とでも言いましょうか。

 

またまた練習が楽しくなってきました。いろいろな場でいろいろな演奏をさせて頂けている環境に感謝しつつ。

 

 9月6日(土)14:00〜ハレ・ルンデでのコンサートhttps://www.facebook.com/share/19Zi92FsDJ/ に向けて、小休憩の夏休み。

皆さまもお盆休みをお楽しみください。

 

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