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ピアノ教室コンセール・イグレック♪


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Giesekingのドビュッシーを聴きながら

投稿日:2014-06-22

梅雨であることを忘れてしまうほど真夏のような暑さが続いたかと思うと、また湿度の気になる日が来たり、と訳のわからない気候です。いかがお過ごしですか。


教室の生徒では、最近のブログにも書いたアメリカで研修中の女医さんの素晴らしい業績、その後のシカゴアマチュアピアノコンクール(30歳以上の部)では、本選の期間中はピアノ付きのコンドミアムを与えられ、他の参加者の皆さんとの交流も楽しめたという報告。やはり流石アメリカ、日本国内のピアノコンクールとはスケールが違いますね。 

その他中3の生徒さんでは、部活の陸上部の200m走で全国大会の標準記録を突破!部活も勉強も落ちついてきた様子が、ピアノからも聴こえてきます。

名大に進学した生徒さんは新しい大学生活スタートとともに早くも河合塾でのチュターとして活躍中、勉強にアルバイトにサークルにピアノにと、いつもスケジュールいっぱいの様子!

埼玉に引越した高校教師の生徒OBさんは、就任した高校のコーラス部の伴奏者として(彼は数学科の教師ですが)埼玉会館ホールの舞台を踏んで大活躍とのこと。

音大志望の生徒さんはこの度音大の先生にレッスンをみていただく機会があり、受験にむけて力量アップしてゆくことになりました。素晴らしい先生との出会いにこころも弾んでピアノの表現力も一気にアップした様子。

また先日初めてコンクール予選通過を成し遂げた小4生徒は、レッスンを受ける態度もコロッと変わって、凛々しい表情を見せるように。頼もしィ!(^_-)-☆

愛知県芸大声楽科に通う大学生の生徒さんは、最近では聖歌隊のバイトで時折ソロを歌うこともあると、いつも明るく活躍中の様子!(^^)!

 

こんな生徒たちのルンルンとした前向きで明るい空気のなか、私はほんとうに毎日幸せだなぁって思います。

 

きょうは久々、自宅でのゆったりした休日。


     

3か月待ちでちょうど届いた、Giesekingのドビュッシーピアノ作品集のCDを聴きながら、また散らかったピアノの上の楽譜を整理しています。

    (整理してもすぐ散らかるのですが ( ..)φ〜〜〜)



くまモンカンパネラ!

投稿日:2014-05-30

5月初旬にやらかした指の怪我の跡が、やっと綺麗にとれてきました。


1週間ほど前に或る社会人生徒から「昨日、包丁で指を切りました。練習が滞るのでレッスン日変更を・・・。」と連絡が。すぐに応急処置法を伝えました。

 

私もこないだはコンサート本番の3日前にして、午後レッスンの始まる数時間を利用して夕食の下ごしらえ中、毎日料理する訳ではありませんが、その前2週間ほどはほぼ毎日の家事が続き、そこへもってきて何となく気分が乗らない日でした。

経験上、演奏会の3日前辺りは要注意です!いちばん曲のことでアタマがいっぱいの時期ですから。そこを抜ければ、もうこんどは当日着る服のこととか、何を食べるかなど気楽なものですが。・・・(^_-)-☆

 

いや、その日、よりによって「へなへなになったニンニク」をmicroplaneで摩り下ろしていました。いつもとても性能よく、便利なmicroplaneですが、・・・?

よく見ると摩り下ろしたニンニクが、あ・か・い!

ん???・・・しばらく状況が掴めず、はたと指をみると、あ〜、指も摩り下ろしちゃったのね?!

思わずティッシュを当てますが、なかなか止まりません。

よくよくみると、かぁなり深い。

はぁ〜(◎_◎;)〜〜〜

しかし、まず血を止めよう。しばらくティッシュで押さえた後、水道水を当てます。

それを何度かくり返し、血が止まったら、バンドエイドの「柄」をあてます。

そう、あのふかふかのガーゼの部分は、惜しげもなく切り捨て、テープ部分だけを使って、傷口をふさぐのです。これで完了!

この方法で、3日もすれば薄皮が生えてきます。

(後日知りましたが、処置法としては同じですが、お薬局でクイックパッドというのが市販されていて、もっと便利みたいです。)

 

皆さまも、何かの折には、お役立てくださいまし。§^。^§


 

さてこのGWに、アメリカ・オーランドで開かれた世界的にも大きな眼科学会ARVOが開催されたそうで、2月のブログ「初雪になりました!」でも紹介した眼科医さんの社会人生徒が、Early Career Clinician-Scientist Research Awardsを受賞!http://www.arvo.org/foundation/Awards_and_Grants/Alcon_Early_Career_Research_Award_recent_recipients/メールによると、1万2千人以上が参加する国際眼科学会で、受賞者の4名に入ったということです。何と栄誉なことでしょう。素晴らしい研究成果です。授賞式や写真会、パーティーなどを精力的にこなした彼女、・・・そう、その2週間後には「シカゴアマチュアピアノコンクール2014」で選ばれた30名の予選通過者のひとりとして、かなりの強豪と肩を並べてシカゴでの本選に臨んだのでした。http://www.pianofortefoundation.org/competitors-2014

勇気ある、今後頼もしき研究医です。これからどんどん忙しくなることでしょうけれど、ピアノに触れることの出来る喜びを一生持ち続けてもらいたいと思いますし、彼女の息抜きに貢献していく時間を共有できれば嬉しく思います。

 

  

       

          (5月30日可児市花フェスタ公園にて)

 

そう言えば先の親指の怪我では、ピアノの打鍵に直接当たる箇所とは僅かにずれていたため演奏にはセーフだったのですが、しかしながら全く痛くないという訳ではありませんでした。そこで私はもっと痛みを感じない軽やかさを追求できないものかしらと模索しているうちに、親指のより軽いタッチに気付くことになり会得したのでした。フランス・メソッドのなかで、1指のタッチに関するページ数はかなりを占めます。もちろん随分問題なく1指の軽やかさをgetしていたには違いませんが、今回の怪我で得た軽やかさは百万力です。これすなわち、怪我の功名?!・・・(^^♪〜

  

さて、きょうのブログの末尾に、とっておきのビデオを紹介したいと思います。この再生技能は最高ですね。私のピアノもくまモンにかかると、オルゴールのように素敵です!


<ラ・カンパネラdeおしゃべりくまモン>

https://www.facebook.com/photo.php?v=632525023501180

  ♪くまモン・ドレミ編、ショパン編もご覧になりたい方は、Facebook宛にメッセ&お友達リクエスト、お待ちしております(^^♪  



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京都のしだれ桜(2)

投稿日:2014-05-01

2日めの朝は阪急電車からバスに乗り継ぎ、善峯寺に向かいました。

お天気は抜けるような青空。

だいぶ山あいに来たナ、っていう空気。バスを降りるとハイキング道のような感じで、急な坂が続きます。

広い境内をゆったり歩く。朝がチーズとヨーグルトだけだったので、お腹が空いてくる。

展望台 でひと休みの後、メモしておいた時刻に合わせてバス停へ。

 

  

 (善峯寺から京都市内を望む)

すこし道を戻ったところに、もうひとつの見どころの十輪寺があります。

 

  

   (閑静な十輪寺)

 

十輪寺はJRのキャンペーンなんかでも取り上げられてメジャーになったようでしたが、すこし散り初めとはいえ、花がまだ残っていて、ほんのり薄桃色が可愛らしい。在原業平のお墓のある、落ちついたいいお寺ですが、次のバスまでだいぶ時間が。外へ出ても何もないし、・・・ということでお寺のお庭のいすに座り、のどかなひととき。

ふと見やると、まよわずの鐘というのがあり、「本堂に参ってお布施をし、鐘をついて音が消えるまで息を止め、音が鳴りやむ寸前に迷っていることを聞いてみよ。音が消えたときに悟りが聞こえる。」といったようなことが書かれてあり、やってみました。

これがすっごくいい音で、心身あらたまります。

「鐘の音が消えるまで息を止める、って〜?!そんな修行でもしたら、有能なダイバーになっちゃうよ。」ってこころの中では苦笑いしながらも、鐘の音の成行きに集中です。音がだいぶちいさくなった時に鳥のさえずりが聞こえてきました。お庭を眺めていた時からうぐいすの声もよく聞こえていました。そうしていよいよ音がちいさくなると、さ〜っと木の葉のざわめきと風のそよぎが耳に入ってきました。そして予てから迷っていたことを「このままでいいのでしょうか。」と聞いてみました。すると次の瞬間、音の消え際に入って、「作為することはない。あるがままでいいのじゃないか。そうして機が熟せば、なるように成るのだ。」という言葉が聞こえました。

まったくもって、禅の教えです。こころに響く真に美しいこの「まよわずの鐘」の音に、私のこころは浄化されたように、気もちが楽になりました。

不思議な経験でした。

 

さて残りの時間をどうしようか、と思いながら阪急電車の駅まで戻り、観光案内所で耳にした「原谷苑」、ちょっと遠そうだけれど、さっき善峯寺の展望台でおしゃべりを交わしたご夫婦にも素晴らしいわよ、と教えていただいたので、行ってみることにしました。

タイムロスはなかったものの、バスの乗換え場所にすこし迷いつつ。・・・着いた時は、すこし日が傾きかけていました。

 

  

 

それでも、この美しさ。

広いお庭の至るところに、お茶処に置いてあるような大きなベンチが設けてあり、なかにはこの上で寝っ転がっているひとも。

ほんとにおとぎの国にでもさ迷い込んだような感触。・・・

 

 

日本版「モネの家」かしら?!

ほんとに綺麗なお庭でした。

 

こうして京都のたくさんの枝垂れ桜に、「雅のこころ」を想うよき旅となりました。

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