レッスン楽器


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ピアノ教室コンセール・イグレック♪


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Blog 8/28

投稿日:2017-08-28

きょうは宗次ホールでの「スイーツタイムコンサート」へ。

会場満席のなか、名フィルの山本直人氏率いる<オーボエカルテット>を聴きました。

かの昔?自宅でホームコンサートやってた頃に山本さんをお招きしピアノと演奏したフォーレ「シシリエンヌ」あり、昨年12月のデュオコンサートでご一緒したドビュッシーの「夢」あり、etc.・・・山本さんのオーボエ、伴奏時はピアノに座って5m以内?の至近距離で聴いてる訳ですから、いやもちろん至近距離でもうっとりするくらい素敵なんですが(^^♪そこはうっとりするわけにもいかず('ω')、・・・こうして客席でぼ〜っと聴いていると、抑揚も味わいあるセンスでフレージングも素敵ですし、柔らかい弱音の音色もきれいに伝わってきて、またピアノ伴奏のところVln,Vla,Celloで弾かれると、弦ってとっても表現力あってcantabileの美しさ倍増〜!

ピアノももっともっと10指一人でアンサンブルしなくちゃ、と思いました。

今日のお題の「クラシック音楽とパリジェンヌたち」にちなんだ選曲の、ラストに演奏されたモーティマーという作曲家の「パリジェンヌ組曲」もいい演奏でした。

とっても楽しいひとときでした。

 

      

 

Blog 7/2

投稿日:2017-07-02

昨日は、大阪ザ・フェニックスホールでのパスカル・ロジェ・ピアノリサイタルへ出かけてきました。

オール・ドビュッシーのプログラミングで、ぜひ聴いておきたかったもの。2か月前から完売状態で、会場は満席でした。

90年代にロジェ氏のレッスンをニースで受けたことは、私にとってとても大きな影響力があります。ロジェ氏のCDを何度も聴いてはその音色に魅了され、フランスでレッスンを10数回も受けたというのは、どう考えても私の人生のなかでの大きな出来事でありますし、今となっては夢のような思い出でもあります。

その後もドビュッシーを演奏した数々のピアニストたちのCDを聴いてきたけれど、私にとってはパスカル・ロジェ以上に安堵できる演奏はありません。

 

深い解釈に根ざし、余裕たっぷりの技量を駆使してさまざまな音響を楽しむ、・・・いろいろな会場でのライブを水をえた魚のように楽しんでいるかのようなパフォーミングに、こころ踊りました。


昨日はとてもスペシャルで、印象的な一日でした。

 

      

 

      

 

素敵な音楽とともに

投稿日:2017-06-02

青空に気持ちよい風が心地よい日も、多くなりました。

私のGWは部屋の片づけ、掃除に次ぐ掃除、SOUJI・・・で終わっちゃいましたが、とにかくよく散らかったたくさんの部屋の数々が少しすっきりいたしました。第2弾は夏休みにでも、と心ひそかに誓う私(^^)/ですが、今年の8月は超酷暑だそうで。・・・(笑)


暑い夏といえば、昨年夏の門下生コンサートでは右手の指のつけ根に痛いところができて(傍目にはわからないふうでしたが自分としては)思い通りにピアノが弾けず、翌日から水泳を始めた私。近くのスポーツジムに入って、泳いだり、エアロビクスに興じたりしていましたが、そこでのヨガとかピラティスは関心はあるものの、ナンチャッテ系の感じ。・・・昨年末から機会あるごとに他店舗を歩き回るうち、店舗によって<ナンチャッテ系の範囲>が違うことがわかってきて、ピラティスが効果てきめんの店舗に移ることにしました。そこは他店舗より会員の皆様のマナーもよく、静かで、読書できるスペースもあったりしていい感じ。(^_-)-☆会員向けのスイミングクラスもたくさんあるし、何といってもピラティスのエクササイズで姿勢や呼吸法が変わり、半月もしないうちに身体も柔らかくなり、多少残っていた手の痛みも消えてしまったのが摩訶不思議。


こないだ5月半ばに大阪ワンコインコンサートに出かけ、青柳いづみこさんと高橋悠治さんのデュオコンサートを聴いてきました。お二人のピアノは本当に面白く、双眼鏡片手に手の動きに見入ってしまった。

久しぶりに記念撮影。


高橋悠治さんは私が高校生のころからのファンで、ツーショットを青柳さんが撮ってくださった。

写真は個人蔵?で掲載出来ないのが残念ですが、こうして私がこんな年齢になるまでお元気で演奏を聴かせていただけるというのは、ほんとうに有難く、嬉しい限りのことです。


年明けからいろいろなコンサートに出かけて、1月にはフランス・ニースで若い時期たくさんのレッスンを受けたパスカル・ロジェ氏の素晴らしいリサイタル(これについてはいろいろ書きたいと思いながら延び延びになっています!)、2月に聴いた「ロイスダール・カルテット」の繊細な音の綾も忘れがたいし、3月上京の際に観たパリ・オペラ座バレエの公演はほんとうに夢のように美しく、高雅でしたし、3月末に聴いた、高橋悠治さんの妹さんにあたる高橋アキさんのプーランク作曲「ぞうのババール」の深遠な音の世界も素敵でしたし、先週聴いた江口玲さんのレクチャーコンサートでの、アメリカ西部開拓時代の話からドヴォルザークの「ユモレスク」に入った瞬間の感動も忘れがたい一時になることでしょう。


最近いろんな本も読んでいますが、何気なく読んでいた「ピアニストが語る」シリーズ全3巻のピアニストたちへのインタビュー集から「フー・ツォン」という中国人ピアニストの存在を知り、なんとなく名前しか知らなかったのだが、そのピアノ演奏といい、芸術論といい、素晴らしい感動を与えられ、西洋の音楽を東洋の芸術的見識と結びつける地球人的見地から西洋音楽を捉えることのすばらしさについて久しぶりに考えさせられる、新鮮さがありました。


      

             (右:「望郷のマズルカ/森岡葉著」は泣けた!)


年明けからしばらくゆとりのある時間を持ったような気がしますが、私にとってはこうした時間を経てあらためてピアノを弾くうえで身体をどう使うか、ということを振りかえるよき時間となり、それが音楽上の呼吸法ともつながって、演奏の自然な息づかいに到達するパイプにもなってきたという感じがしています。

これまでのピアノや西洋音楽についての様々な考察を経て、若い頃からの目標であるドビュッシー・レパートリーをどんどん深め、もっともっとのびのびとした演奏がかなうよう精進したいと思っています。    

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